ZTT-E オンボーディングガイド

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PuRuth Onboarding Guide
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Onboarding Guide

ZTT-E オンボーディングガイド

ZTT-E導入のための準備事項を、
ステップバイステップでご案内します。

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導入の流れ

ZTT-E導入に必要な作業をステップバイステップでご案内します

1

初期設定フォームに入力

会社情報・従業員情報を入力してください。
入力後、専用のスプレッドシートが自動で作成されます。

  • 会社名・オフィス住所・最寄駅
  • 従業員の氏名・メールアドレス・自宅最寄駅
  • 会計システムの種類(弥生/freee/MF等)
  • Slack利用の有無(利用する場合はチャンネルID)
所要時間: 約5分
初期設定フォームを開く
2

カレンダーを共有

各従業員のGoogleカレンダーを、PuRuthに共有してください。
従業員一人ひとりが設定する必要があります。

共有先アドレス
office@puruth.com
権限: 「予定の表示(すべての予定の詳細)」
所要時間: 従業員1人あたり約1分
詳しい手順を見る
3

追加連携(該当する場合のみ) 該当時のみ

Slack連携

Slackをご利用の場合:チャンネル作成、アプリインストールが必要です。
PuRuthからご案内いたします。

freee会計連携

freeeをご利用の場合:OAuth認証(連携許可)が必要です。
PuRuthから認証URLをお送りします。

PuRuth側の設定・動作確認 PuRuth作業

お客様の作業完了後、PuRuthにて以下を実施します。

  • カレンダーアクセス確認
  • システム設定・連携テスト
  • 動作確認(ドライラン)
  • トリガー設定・運用開始準備
通常1〜2営業日で完了

運用開始!

PuRuthから運用開始のご連絡後、
翌月からZTT-Eによる経費精算が開始されます。

01

ZTT-Eの仕組み

既存ツールの連携で経費精算を自動化

Google Calendar 予定 + 領収書
ZTT-E Engine AI自動処理
Slack 確認・承認
freee会計 自動連携

データガバナンスと保護

お客様のデータは厳格に分離・保護されます。契約終了時には完全削除が可能で、いつでもデータをエクスポートできます。

02

クライアント側の準備

お客様にご用意いただく情報と設定

会社・オフィス情報

1

オフィス住所

通勤費の自動計算に使用します。複数オフィスがある場合はすべてご登録ください。

例

東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609

2

会社ドメイン

社内外の参加者を自動判別するために使用します。

例

example.co.jp

3

休日カレンダー

営業日を判定し、期限計算に使用します。

  • 年末年始休業日
  • 夏季休業日
  • 創立記念日など独自の休日

Googleカレンダー・ドライブの共有設定

ZTT-EがGoogleカレンダーと連携するには、カレンダーの共有設定が必要です。以下の手順に従って設定してください。

無料版 vs Google Workspace 比較

機能 無料版 個人向けGoogleアカウント Workspace Google Workspace
カレンダーの色設定 ✓ 対応 ✓ 対応
外部ユーザーとの共有 ✓ 対応 ✓ 対応(管理者設定による)
ドライブ添付ファイル ✓ 対応 ✓ 対応
カスタムイベントタイプ — 非対応 ✓ 対応(不要)
ドメイン全体委任 — 非対応 ✓ 対応(オプション)
ZTT-E利用 ✓ 利用可能 ✓ 利用可能

ZTT-Eはカレンダーの「色」で業務種別を判定するため、カスタムイベントタイプは不要です。どちらのアカウントでも同じ機能をご利用いただけます。

無料版

個人向けGoogleアカウントのセットアップ

カレンダーの共有設定

各従業員が自分のカレンダーをPuRuthのサービスアカウントと共有します。

1
Googleカレンダーを開く

calendar.google.com にアクセス

2
設定を開く

左サイドバーの自分のカレンダー名にカーソル → ⋮ → 「設定と共有」

3
共有設定を追加

「特定のユーザーとの共有」セクション → 「ユーザーを追加」

4
サービスアカウントを追加

PuRuthから指定されたメールアドレスを入力

共有先

office@puruth.com

5
権限を設定

「予定の表示(すべての予定の詳細)」を選択して「送信」

ドライブの共有設定(領収書添付用)

領収書をカレンダーに添付するため、Googleドライブの共有設定も行います。

1
Googleドライブを開く

drive.google.com にアクセス

2
領収書フォルダを作成(推奨)

「新規」→「フォルダ」で「領収書」フォルダを作成

3
フォルダを共有

フォルダを右クリック →「共有」→ 以下を入力:

office@puruth.com

権限: 「閲覧者」でOK(読み取りのみ必要)

💡 フォルダ共有により、フォルダ内の全ファイルが自動的にアクセス可能になります。個別ファイルの共有設定は不要です。

Workspace

Google Workspaceのセットアップ

Google Workspaceをご利用の場合、2つの方法があります。

方法A
個別カレンダー共有(推奨)

無料版と同じ手順で、各従業員がカレンダーを共有します。

  • 設定が簡単
  • 従業員ごとに個別管理可能
  • 管理者権限不要
方法B
ドメイン全体委任(大規模向け)

管理者がドメイン全体でAPI委任を設定します。

  • 従業員の個別設定不要
  • 管理者による一括管理
  • Google Workspace管理コンソールで設定

※ 設定手順はPuRuthが別途ご案内します

Workspace管理者の方へ

外部共有が制限されている場合は、管理コンソールで以下を確認してください:

  • アプリ → Google Workspace → カレンダー → 共有設定
  • 「外部共有オプション」で外部ユーザーとの共有を許可

必要な権限レベル

権限 取得できる情報 ZTT-E
予定の表示(時間枠のみ) 予定の有無・時間帯のみ ✗ 不可
予定の表示(すべての予定の詳細) タイトル、場所、色、添付ファイル ✓ 推奨
予定の変更 上記 + 編集権限 ✓ 可

従業員情報

項目 必須 説明 例
従業員名 必須 Slack通知やレポートに表示される名前 山田 太郎
メールアドレス 必須 GoogleカレンダーID(通常はメールアドレス) yamada@example.co.jp
SlackユーザーID 必須 Slack通知の送信先 U1234567890
上長(承認者) 必須 経費承認を行う上長の名前 佐藤 花子
自宅住所 推奨 通勤費計算に使用(都道府県〜市区町村まででOK) 東京都世田谷区
最寄駅 推奨 通勤経路の計算に使用 三軒茶屋
勤務オフィス 推奨 複数オフィスがある場合の通勤先 本社

SlackユーザーIDの取得方法

1
Slackを開く

PCまたはスマホでSlackアプリを開きます

2
自分のプロフィールを開く

画面右上の自分のアイコンをクリック → 「プロフィール」を選択

3
「その他」から「メンバーIDをコピー」

プロフィール画面の「⋮」(その他)→「メンバーIDをコピー」をクリック

4
コピーしたIDを記録

IDは U1234567890 のような形式です(Uから始まる11文字)

重要: SlackユーザーIDが正しくないと、通知が届きません。必ず本人のIDを確認してください。

Googleカレンダーの運用ルール

ZTT-EはGoogleカレンダーを唯一の真実(Single Source of Truth)として動作します。以下のルールに従ってカレンダーを運用してください。

Rule 01

具体的なタイトル

NG

外出

MTG

予定

OK

訪問: ABC株式会社 田中様

会食: XYZ社 山田社長

定例MTG(営業チーム)

Rule 02

場所を必ず入力

訪問先や会食場所を入力することで、交通費計算や店舗特定が自動化されます。

例

銀座 寿司田中

東京都千代田区丸の内1-1-1

Rule 03

色分けで種別を明確に

カレンダーの色でAIの判定精度が向上します。以下の色分けを推奨します。

色 名前 種類 使用例
Banana(黄) 会食・接待 会食: 田中社長
Flamingo(ピンク) 外部MTG 訪問: XYZ株式会社
Grape(紫) 社内MTG 定例会議、1on1
Basil(緑) 移動 移動: 渋谷→品川
Blueberry(青) オフィス業務 TKP西新橋(オフィス)
Sage(緑) 出張 出張: 大阪
Graphite(グレー) 対象外 プライベート、休暇

よく使う4色を覚えましょう

黄色(会食)、ピンク(外部MTG)、紫(社内MTG)、緑(移動)の4色でほとんどのケースに対応できます。

Rule 04

領収書は即時添付

電子帳簿保存法対応のため、領収書は経費発生後すぐにカレンダーイベントに添付してください。

1 領収書をスマホで撮影
2 Googleカレンダーアプリで該当イベントを開く
3 「添付ファイルを追加」から画像を添付

経費種別ごとの入力例

🍽️
会食・接待(交際費)
タイトル 会食: 山田社長(ABC株式会社)
色 Banana(黄)
場所 銀座 寿司田中
時間 18:00-20:00
参加者 yamada@abc.co.jp
添付 領収書(¥15,000)
ポイント: 参加者に社外の人を追加すると「交際費」と判定
☕
社内会議(会議費)
タイトル 定例MTG
色 Grape(紫)
場所 スターバックス 渋谷店
時間 14:00-15:00
添付 領収書(¥1,500)
ポイント: 1人あたり¥5,000以下なら「会議費」、超えると「交際費」
🚕
タクシー(交通費)
タイトル 移動: 渋谷→品川
色 Basil(緑)
時間 17:00-17:30
添付 タクシー領収書(¥2,500)
ポイント: 出発地・目的地をタイトルに記載すると経路が明確に
🚃
通勤費(自動計算)
タイトル TKP西新橋(オフィス)
色 Blueberry(青)または色なし
時間 9:00-18:00
添付 なし(自動計算されます)
ポイント: 領収書不要!カレンダーに出社予定があれば自宅↔オフィスの交通費を自動計算

Slack環境

1

Slackワークスペース

ZTT-EのSlackアプリをインストールするワークスペースが必要です。

  • ワークスペースURL(例: example.slack.com)
  • 管理者権限を持つアカウント
2

アプリ承認

PuRuthからSlackアプリのインストールリクエストをお送りします。管理者の方が承認してください。

アプリ名: ZTT-Expense-Bot
3

証憑チャンネル設定

経費精算の各フェーズで証憑(領収書画像)を表示するためのチャンネルを作成します。

本人確認チャンネル

従業員ごとに作成(例: #ztt-e-user-tanaka)

上長承認チャンネル

上長ごとに作成(例: #ztt-e-manager-yamada)

経理承認チャンネル

全社共通(例: #ztt-e-accounting)

チャンネルIDは従業員マスタおよび設定シートに登録します。

freee会計連携

1

freee事業所情報

連携対象のfreee事業所の情報をお知らせください。

  • 事業所ID(freee管理画面で確認可能)
  • freeeにログインできる管理者アカウント
2

勘定科目の確認

以下の勘定科目がfreeeに存在することを確認してください。

会議費 交際費 旅費交通費 通信費 消耗品費
3

OAuth認証

freee連携のため、OAuth認証の許可をお願いします。

1 PuRuthから認証URLをお送りします
2 URLにアクセスし「許可する」をクリック
3 表示された認証コードをPuRuthに送付

経費ルール設定

御社の経費規程に合わせて設定をカスタマイズします。以下の情報をご提供ください。

設定項目 説明 デフォルト値
タクシー自動承認上限 この金額以下のタクシー代はAIが自動承認 ¥10,000
会議費単価上限(ランチ) 1人あたりの上限。超過時は交際費扱い ¥2,000
会議費単価上限(ディナー) 1人あたりの上限。超過時は交際費扱い ¥5,000
本人確認期限 月初からの営業日数 第2営業日 18:00
上長承認期限 月初からの営業日数 第3営業日 18:00

会議費・交際費の自動判定ロジック

条件1

参加者に社外の人がいる

→
交際費
条件2

1人あたり ¥5,000超(ディナー)

→
交際費
条件3

1人あたり ¥5,000以下(ディナー)

→
会議費
条件4

1人あたり ¥2,000以下(ランチ)

→
会議費

※ ランチ/ディナーの判定は、カレンダーの時間帯(12:00前後 / 18:00前後)で自動判別されます。

03

当社(PuRuth)側の準備

導入に向けて当社が行う設定作業

1

Google Apps Script セットアップ

  • クライアント専用のGASプロジェクト作成
  • 必要なスクリプトのデプロイ
  • トリガー(定時実行)の設定
2

スプレッドシート作成

  • 経費データシート
  • 従業員マスタシート
  • 設定シート
  • 営業日カレンダーシート
3

API連携設定

  • Gemini API(AI判定用)の設定
  • Slack Bot Token の設定
  • freee OAuth認証の設定
4

初期データ投入

  • 従業員マスタへの情報登録
  • オフィス住所の登録
  • 経費ルールの設定
  • 休日カレンダーの登録
5

動作確認・テスト

  • カレンダー同期テスト
  • 領収書OCRテスト
  • Slack通知テスト
  • freee連携テスト

運用開始

すべての準備が完了したら、運用を開始します。初月は担当者がハイパーケアでサポートします。

04

準備チェックリスト

導入前に確認すべき項目一覧

会社・オフィス情報

  • メインオフィスの住所
  • サブオフィスの住所(該当する場合)
  • 会社ドメイン(example.co.jp)
  • 独自の休業日リスト

従業員情報

  • 従業員名リスト
  • メールアドレス(GoogleカレンダーID)
  • SlackユーザーID
  • 承認者(上長)の設定
  • 自宅住所・最寄駅(通勤費計算用)

システム設定

  • Slackワークスペースへのアプリ承認
  • freee OAuth認証の許可
  • freee勘定科目の確認

経費ルール

  • タクシー自動承認上限額
  • 会議費・交際費の判定基準
  • 承認期限の設定

上記の情報が揃いましたら、PuRuth担当者までお知らせください。通常、情報受領後3〜5営業日で導入準備が完了します。

初期設定情報の入力

上記のチェックリストの情報をお持ちですか?
以下のフォームから必要情報を入力してください。

初期設定フォームを開く

※ 入力いただいた情報はPuRuthに送信され、セットアップに使用されます

ご不明点はお気軽にお問い合わせください

導入に関するご質問や追加情報のリクエストなど、担当者がサポートいたします。

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