Activity Management

マネジメントに必要な情報は、すでに揃っています

勤務先
オフィス
自宅
オフィス
大阪
オフィス
終日
#在宅
出張: 大阪
午前半休
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
社内MTG
移動
Ext. A社 田中部長📍渋谷区
Lunch
移動
Ext. B社 佐藤様📍新宿区
集中作業リモート
移動
Ext. C社 佐藤様📍港区
移動
デスクワーク
ランチMTG
集中作業
会食: D社 佐藤社長📍六本木
羽田→伊丹
Ext. E社 訪問📍大阪市
Lunch
Work※日当対象
伊丹→羽田
午前半休
Work
社内MTG
展示会対応
作業(通勤費自動)対外MTG社内MTG会食移動集中作業オフ / 航空機出張(終日)半休マーケ領収書
この1週間で、オフィス出社・在宅+外出・内勤+接待・日帰り出張・午前半休の5パターンを網羅。どの勤務形態でもカレンダーに色を選んで予定を入れるだけで、経費精算・営業管理・勤怠管理・会計仕訳・予実管理の全てが自動で処理されます。

Activity Translation

上の週間カレンダーから月曜日の1日を取り出すと、添付ファイルまで含めて全モジュールに自動翻訳されます。

月曜日 — カレンダーから5つのモジュールへ
カレンダー(あなたの入力)
9:00 - 10:00
社内MTG
10:00 - 11:00
移動
11:00 - 13:00
Ext. A社 田中部長 📍渋谷区
領収書名刺議事録
13:00 - 14:00
Lunch
14:00 - 15:00
移動
15:00 - 17:00
Ext. B社 佐藤様 📍新宿区
領収書議事録
ZTTが色・場所・添付・参加者・全予定を読み取り、5つのモジュールに自動翻訳
ZTT-E
経費精算
6件の経費を自動起票
通勤自宅 → オフィス
交通オフィス → A社
会議カフェ領収書 (A社)
交通A社 → B社
会議カフェ領収書 (B社)
交通B社 → 自宅直帰
勘定科目・税区分もAI判定
ZTT-S
営業管理
顧客接触2件を自動記録
タイトル法人名・参加者を抽出
名刺AI解析 → 法人DB登録
議事録商談内容を自動記録
未登録法人HP情報を自動取得
リード管理 → 案件化 → パイプライン
ZTT-H
勤怠管理
出勤 9:00-17:00
外出 10:00-17:00
9:0017:00
追加の操作は不要
ZTT-A
会計管理
仕訳 6件を自動生成
旅費交通費 / 現金通勤
旅費交通費 / 現金→A社
会議費 / 現金A社
旅費交通費 / 現金→B社
会議費 / 現金B社
旅費交通費 / 現金直帰
会計システムに自動連携
ZTT-W
予実管理
工数 8h を自動配賦
A社 2h
B社 2h
移動 2h
社内 1h
チャージコードに自動配賦

カレンダーの登録方法

あなたがやることは、これだけ。
カレンダーに予定を入れて、領収書があれば添付する。これを習慣にするだけで経費精算業務がなくなります。

カラーガイド

色を選ぶだけで全モジュールが自動的に動きます。

色名活動カテゴリE
経費
S
営業
H
勤怠
A
会計
W
予実
色なし社内業務
領収書/#経費時

勤務

工数
Banana会食・接待
交際費

顧客接触

外勤

仕訳

工数
Flamingo対外ミーティング
会議費

営業活動

外勤

仕訳

工数
Grape社内MTG
会議費

勤務

仕訳

工数
Sage出張
旅費/日当

顧客接触

出張勤務

仕訳

工数
Tangerineマーケティング活動
広告宣伝費/交通費

マーケ

出勤

仕訳

MKT
Peacock研修・全社行事
一般管理費

研修

仕訳

G&A
Blueberry集中作業
領収書/#経費時

勤務

工数
Basil移動
交通費

移動

仕訳
Tomato予備
出勤
Lavender休暇・休憩
有休
Graphiteプライベート

ハッシュタグ(例外的な補足入力)

色だけで70-80%は自動判定。残りは説明欄に #タグ を1行追加するだけ。

✍️
書き方のルール#タグをどこに書くか(タイトル or 説明欄)で読み取り方が変わります。
🏷️ タイトルに書く場合
行の途中でもOK。文章と同じ行に混ぜても読み取られます(短い指定に便利)。
✅ 混在OK
田中社長と会食 #手土産 菓子折り
📝 説明欄(本文)に書く場合
#タグは1つずつ「行の先頭」に。文章と同じ行に混ぜると読み取られません。
✅ 行の先頭
田中社長と会食 #手土産 菓子折り
❌ 文章と混在(#手土産が無視される)
田中社長と会食 #手土産 菓子折り
経費
#手土産→ 交際費に追加
#仕入→ 仕入高で計上
#消耗品→ 消耗品費で計上
#交際費→ 交際費で計上
#キャンセル ¥2000→ キャンセル料
#経費 ¥5000→ 金額を直接指定(領収書がない経費に。従来の #金額 もそのまま使えます)
#バス ¥200→ バス運賃計上
#電車→ 車設定者の電車利用
#経費→ 経費として計上。金額を付けずに使うと「支払っただけ」の予定として扱い、レシートの住所を訪問先とみなしません
#対象外→ 除外
#自己負担 ¥3000→ 差引
勤怠
#在宅→ 通勤費なし
#オフィス→ 通勤費あり
#有休→ 有給休暇
#午前半休→ 半日休暇
#午後半休→ 半日休暇
営業 / チャージコード
#参加者(社外)→ 交際費判定
#参加者(社内)→ 会議費判定
#案件 ABC→ チャージコード紐付け
#フォロー→ FU生成
#商材 ZTT→ 案件紐付け

移動イベントの場所登録ルール

移動経費(Basil色イベント)は、前後にある業務イベントの「場所」から経路を自動推計します。移動イベント自体に住所を書く必要はありませんが、前後のイベントに場所が入っていないと経路を特定できません。

✅ 正しい登録
10:00
訪問: A社 📍 渋谷区〜
11:30
移動 (住所不要)
13:00
訪問: B社 📍 新宿区〜
前後の訪問先の住所から
運賃を自動計算
⚠️ 経路が計算できないケース
10:00
Work (場所なし)
11:30
移動
13:00
Work (場所なし)
経路不明 → スキップ(起票なし)
月次処理前にSlackでアラート通知されます。カレンダーの場所を追加してください。
⚠️ よくある間違い: 移動の前後に場所なしの作業イベント
9:00
社内作業 (場所なし)
13:00
移動
13:30
社内作業 (場所なし)
19:00
移動
19:30
訪問: A社 📍 外苑前
移動①: 前の社内作業に場所なし → 経路不明でスキップ
移動②: 前の社内作業に場所なし → 経路不明でスキップ
💡 外出先で作業する場合は、作業イベントにも場所(カフェ名・駅名・住所)を入れてください。レシートの添付でもOKです。
場所の入力方法: Googleカレンダーの予定詳細画面で「場所を追加」欄に住所・駅名・建物名を入力。最寄り駅名でも可(例: 「渋谷駅」「東京都千代田区丸の内1-1-1」)。
タクシーを使った場合: 移動イベント(Basil色)に領収書を添付するとOCR処理に切り替わり、電車運賃ではなくタクシー代が計上されます。移動イベントに領収書がある場合は自動計算をスキップします。
車・バイクで1日に複数回移動した場合: その日の車/バイク移動のどれか1つに、車(またはバイク)とわかる記載+その日の合計金額を #経費 ○○○○(例: #経費 ¥3000・従来の #金額 も使えます)で入力してください。同じ日の他の車/バイク移動は自動で¥0にまとめられ、二重計上されません。※電車・バス・タクシーの金額指定は各移動ごとの金額として扱われ、日次合計にはなりません。
複数人で移動する場合: 移動イベントは招待で共有せず各自が個別に作成してください。交通費を精算する人は Basil(移動)、精算しない同乗者は Graphite(プライベート) に設定します。招待で1つの移動を共有すると同乗者にも交通費が計上され、精算が複雑になります。

その他のルール

深夜勤務の日付帰属
24:00
9:00
翌日の始業時刻(9:00)まで → 当日扱い
場所の優先順位
1st カレンダーの場所 2nd レシートOCR住所
手土産は移動先(購入場所ではなく)を登録

領収書の添付方法

撮影
スマホで撮影
1レシートにつき1枚
添付
カレンダー予定に
画像を添付
自動完了
AI-OCRで読取
勘定科目も自動判定
領収書が複数あるときは、1枚ずつ撮影して予定に別々に添付してください(それぞれ別の経費になります)
Google連携はカレンダーと同じアカウントで。別アカウントだと領収書にアクセスできません
🧾
複数の領収書を登録するときのルール(大切) — 証憑を正しく1枚ずつ管理するため、1つの領収書=1枚(写真)/1ページ(スキャン)で登録してください。
✅ 正しい登録
・写真は1レシートにつき1枚撮影
・複数あれば予定に別々のファイルで添付
・Google Driveスキャンは1レシート=1ページで(複数ページのスキャンでもOK)
❌ 避けてください
複数の領収書を1枚の写真にまとめて撮影
1ページに複数の領収書をまとめてスキャン
→ 証憑を正しく個別管理できず、「要確認」になります
領収書は「自分の予定」に添付: 領収書は自分が作成した予定に添付してください。他の人から招待された予定に添付した領収書は、二重計上を防ぐため経費として読み取られません。招待された会議でも自分が支払った場合は、自分用の予定を作成して領収書を添付してください。
証憑をカレンダーで共有したくない場合: 会食やタクシーの領収書を社員に見せずに精算したいときは、カレンダーに添付せず領収書メール(店舗・カード会社からの領収書メールの自動検出)やクレジットカード連携で経費計上できます。※現金払いで領収書が紙のみの場合は、カレンダー添付が必要です。
🎫 定期券(通勤定期)の精算と通勤費の控除: 定期券は「精算」と「通勤費の控除」を分けて登録します。
① 精算(定期券代): 定期券の領収書を購入した月の予定に添付してください(購入月にまとめて計上します=会計上の短期前払費用の扱い。会社として継続して同じ方法で処理することが前提です)。旅費交通費として正しく判定させるため、移動(Basil)の予定に添付するのがおすすめです。
② 通勤費の控除(二重計上の防止): マイページで定期券を登録してください(発駅・着駅(区間)/有効期限/金額)。登録するとその区間の通勤費・交通費が自動で¥0になり、定期券代と重複しません。区間(発駅・着駅)の登録は必須です(金額だけでは控除されません)。

Charge Code — 管理会計の Zero Touch 化

カレンダーので「何をしたか」が決まり、タイトルで「どの案件か」が決まる。
この2つだけで、案件別のコスト・工数・採算がリアルタイムで可視化されます。

ZTT-W(予実管理)を有効にすると利用できます。
ZTT-E(経費精算)やZTT-H(勤怠管理)だけの場合は、色を選ぶだけで十分です。案件別のコスト管理が必要になったタイミングで有効化してください。

仕組み: 色 × パイプ区切りタイトル

カレンダーの色が「活動の種類」を、タイトルの第1セグメントが「どの案件か」を決定します。

あなたが入力するもの
ABC商事|商談|山田部長
Flamingo(社外MTG)
ABC商事|会食|佐藤様
Banana(会食)
|経営会議|
Grape(社内MTG)→ 会社名なし = G&A
自動判定
自動で確定するもの
CL.ABC
ABC商事案件 — 営業コスト
CL.ABC
ABC商事案件 — 交際費
G&A
一般管理費

タイトルの書き方: パイプ区切り

タイトルに |(パイプ)を入れると、会社名・用件・担当者名が構造的に認識されます。

基本形: 会社名 | 用件 | 担当者名
ABC商事|商談|山田部長
サンプル電機|提案|田中様, 佐藤様
省略形(会社名だけでもOK)
ABC商事|| ← 会社名のみ
ABC商事||山田部長 ← 会社名+担当者
全角パイプ(|)も自動変換されます。パイプ区切りなら未登録の取引先も自動登録されます(パイプなしは登録済みとの照合のみ)。

これで何が見えるか

78%
ビラブル率
CL案件の稼働 ÷ 総稼働
¥2.4M
ABC商事 案件コスト
人件費 + 経費 + 外注費
+12%
案件利益率
売上 − コスト(リアルタイム)
工数入力もタイムシートも不要。カレンダーに色を選んでパイプ区切りでタイトルを書くだけで、案件別の工数・コスト・採算がリアルタイムで集計されます。詳しい運用ルールは ZTT-W 予実管理ガイド をご覧ください。

組織とテナントの基本概念

データ構造

クライアント ── 契約・請求の単位
└ テナント ── データ処理・管理の単位
├ 部署・組織 ── 従業員を配置
├ 経費データ / 勤怠 / 営業 / 会計
├ 承認フロー / 経費ルール
└ 会計システム・Slack等の外部連携

1テナント構成 vs 複数テナント構成

推奨 1テナント構成

1つの会社 = 1テナント。部署で組織を管理。

✅ 全社横断のダッシュボード
✅ 統一された承認フロー
✅ 1つの会計システム連携
✅ 部署間のデータ比較・分析
適用例: 一般的な企業(10〜1,000名規模)
上級 複数テナント構成

グループ各社を独立テナントで運用。

✅ テナント間の完全なデータ分離
✅ 会社ごとに異なる経費ルール
✅ 個別の会計システム連携
✅ 独立した承認フロー
適用例: ホールディングス / グループ会社 / JV

比較表

観点 1テナント(部署で分離) 複数テナント(会社ごと)
データ可視性全社横断で一覧可能テナント内のみ(分離)
承認フロー全社統一 or 部署別設定テナントごとに独立
会計連携1つの会計システムアカウントテナントごとに別アカウント
経費ルール全社統一テナントごとに異なるルール可
ダッシュボード全社データを統合表示テナント内のみ表示
請求クライアント単位で1通テナント単位で分割も可
Slack連携1つのワークスペーステナントごとに別ワークスペース
どちらを選ぶべきか?
ほとんどの企業は1テナント構成で十分です。複数テナントは、法人格が異なる(決算が別)、就業規則・経費ルールが根本的に異なる、会計システムが別々、といった要件がある場合に検討してください。
ご不明な点はSlackのZOT(サポートBot)にお気軽にご質問ください。

料金体系

ZTT Platformの料金は「基本料金」+「処理料」の2層構造です。固定費を抑え、実際の利用量に応じた従量課金で、企業の成長に合わせて自動でスケールします。

基本料金(月額)

企業の規模とステージに応じた料率で算出されます。従業員数の変動に伴い自動でティアが調整されるため、手動での契約変更は不要です。

計算式: ユーザー単価 × 実ユーザー数 × 基本料率
基本料率はティアごとに設定(Seed〜Global: 15%〜45%)
ティア 従業員数 基本料率
Seed〜5名15%
Starter〜30名15%
Growth〜100名20%
Scale〜300名25%
Enterprise〜1,000名30%
処理料(従量課金)

各モジュールの実処理量に応じた従量課金です。全モジュールの処理量を合算した上でボリュームディスカウントが適用されます。

モジュール 単位 基準単価 備考
ZTT-E 経費精算1件¥100経費1レコードごと
ZTT-H 勤怠管理1人日¥100従業員数 × 暦日数(約30日/月 ≈ ¥3,000/人月)
ZTT-W 管理会計コストモデル検討中
ZTT-A 会計連携コストモデル検討中
ZTT-S 営業管理コストモデル検討中
ボリュームディスカウント

全モジュールの処理量を合算し、段階的に割引が適用されます。

合算処理量 割引率
〜500件なし
501〜2,500件10%
2,501〜10,000件20%
10,001〜50,000件30%
50,001件以上40〜50%
契約モジュールを追加すると基本料金は変わりますか?

いいえ。基本料金は企業規模(従業員数×基本料率)で1つです。モジュールを追加しても基本料金は変わりません。追加されるのは各モジュールの処理料(従量課金)のみです。

従業員数が増えたら自動でティアが上がりますか?

はい。毎月の実ユーザー数に基づいて自動計算されるため、手動での契約変更は不要です。例えば30名→31名になった月から自動的にGrowthティア(20%)が適用されます。

ZTT-Hの「暦日ベース」とは?

勤怠管理(ZTT-H)では、土日祝日も含めた暦日数で課金されます。休日かどうかの判別、休日出勤の検出、36協定の監視など、全日でZTTの処理が必要なためです。例: 10名の企業で30日/月 = 300人日 × ¥100 = ¥30,000/月

見積もり金額と実際の請求額は異なりますか?

見積もり(シミュレーター)はあくまで目安です。毎月の請求は実ユーザー数と実処理件数に基づいて自動計算されるため、実績に応じて変動します。

初期セットアップ(認証連携)

ZTT Platformの自動処理には、Google・Slack・会計システム(freee/MF)の連携が必要です。いずれかの連携が切れると月次処理が実行できません。
Google アカウント連携
  1. ポータルにログイン → マイページ を開く
  2. 「連携設定」セクションの 「Google 接続」 ボタンをクリック
  3. Google の同意画面で カレンダー・Drive の閲覧 を許可
  4. 連携完了後、ステータスが「接続中」に変わります

連携が切れた場合は同じ手順で再接続してください。月次処理の14日前〜7日前にリマインドが届きます。

Slack 連携

ZTTの経費確認・承認ワークフローはSlackで行います。Slack連携は管理者がオンボーディング時に設定し、従業員個人の操作は不要です。

前提条件:全従業員が貴社のSlackワークスペースに参加済みである必要があります。ワークスペースに未参加の従業員はZTTに登録できません。

Step A. Slackをまだお使いでない場合(ワークスペース作成)

以下の手順でSlackのワークスペースを作成し、従業員を招待してください。既にSlackをお使いの場合は Step B へ進んでください。

slack.com/get-started
Slack
1
メール認証
2
WS名入力
3
メンバー招待
仕事用のメールアドレスを入力
admin@example.com
メールアドレスで続ける
  1. Slack公式ページ にアクセスし、「メールアドレスで続ける」をクリック
  2. 管理者のメールアドレスを入力 → 届いた 6桁の確認コード を入力
  3. ワークスペース名を入力(会社名がおすすめです)
  4. 「チームメンバーを追加する」画面で、ZTTに登録する全従業員のメールアドレスを入力して招待
  5. 各従業員に招待メールが届くので、全員がSlackにログインしたことを確認してからZTTのオンボーディングへ
Slackの料金: 無料プラン(フリープラン)で問題ありません。ZTTが使用する機能(メッセージ送信・ファイル共有)は無料プランに含まれています。
Step B. ZTTアプリのインストール(管理者が実施)

オンボーディングフォームの「Slack連携」ステップでインストールボタンをクリックすると、Slackの許可画面に遷移します。

slack.com/oauth/v2/authorize
Slack

ZOT貴社名 ワークスペース にアクセスすることをリクエストしています

メッセージの送信(承認通知・リマインド)
ファイルの共有(証憑画像・レシート)
チャンネルの作成・管理(専用チャンネル自動作成)
許可する
「許可する」をクリック → 自動でオンボーディング画面に戻ります
  1. オンボーディング画面の 「Slackにアプリをインストール」 ボタンをクリック
  2. Slackの認証画面が開きます(上の画面イメージ参照)
  3. ワークスペースにログインしていない場合は、先にログインしてください
  4. リクエスト内容を確認し、「許可する」 をクリック
  5. 自動的にオンボーディング画面に戻り、連携完了のチェックが付きます
「この App は Slack 審査を通過していません」と表示された場合

安全に進めて問題ありません。 Slack公式ディレクトリ掲載前のアプリに表示される標準的なメッセージです。そのまま「許可する」をクリックしてください。

ZOTはメッセージ送信(承認通知)と証憑ファイルの表示にのみ使用します。

Step C. ZOT(ZTTアプリ)をSlackのサイドバーに表示する

インストール直後は、ZOTがSlackのサイドバー(左側のメニュー)に表示されないことがあります。以下の手順でアプリ一覧に追加してください。

PC(デスクトップ / ブラウザ)
DM
チャンネル
その他 ...
自動化
アプリ ← ここをクリック
ファイル
手順
1. 「その他 ...」をクリック
2.アプリ」を選択
3. 検索バーに「ZOT」と入力
4. 表示された ZOT をクリック
スマートフォン(モバイルアプリ)
ZOT
アプリ
Z
ZOT ← タップ
ホーム
DM
その他
手順
1.ホーム」タブをタップ
2. 上部の検索バーに「ZOT」と入力
3. アプリ欄の ZOT をタップ
一度開くとホームに自動追加されます
サイドバーに常時固定する(推奨)

サイドバーに表示されたZOTを 右クリック(モバイルは長押し)→ 「サイドバーに表示する」 を選択すると、常にサイドバーに固定されます。毎回検索する必要がなくなります。

通知が届かない場合
Slackワークスペースにログインしているか確認
Slackの通知設定(デスクトップ通知・プッシュ通知)がオンか確認
専用チャンネル(#ztt-user-{あなたの名前})に参加しているか確認
上記すべて確認しても届かない場合 → 管理者にご連絡ください
会計システム連携(freee / MF)

ポータルの テナント設定 → 外部連携 から接続します。管理者権限が必要です。連携が切れた場合は同画面から再接続してください。

Google カレンダーの初期設定(管理者 + 各従業員)

ZTTはGoogleカレンダーの情報をもとに経費・勤怠を自動処理します。以下の3つの初期設定を行ってください。

Step 1. 勤務場所機能の有効化(管理者が1回だけ実施)

Google Workspace有料プランが必要です。個人Gmail(無料)の場合はこのStepをスキップし、カレンダーに終日イベント(#在宅 / #オフィス)で勤務場所を登録してください。

  1. admin.google.com管理者アカウントでログイン
  2. 左メニュー 「アプリ」「Google Workspace」「カレンダー」 をクリック
  3. 「共有設定」 セクションを開く
  4. 「業務時間」 の項目を オン にする(「ユーザーが業務時間を設定できるようにする」)
  5. 保存 → 反映まで数分かかる場合があります

この設定により、カレンダーの日付上部に「場所を追加」ボタンが表示されるようになり、日ごとに勤務場所(オフィス / 自宅)をワンクリックで切り替えられます。

Step 2. 勤務場所のデフォルト設定(各従業員が実施)

曜日ごとのデフォルト勤務場所を設定しておくと、毎日手動で設定する手間が省けます。

  1. Googleカレンダーを開き、右上の 歯車アイコン(設定) をクリック
  2. 左メニューの 「業務時間と勤務場所」 をクリック
  3. 曜日ごとに 「オフィス」 または 「自宅」 を選択
  4. 1つ設定したら 「すべての曜日にコピー」 で一括設定が便利です
通勤費への影響: 勤務場所が「自宅」の日は通勤費が発生しません。「オフィス」の日のみ通勤費が自動計算されます。特定の日だけ変更したい場合は、カレンダーの日付上部から個別に切り替えてください。
Step 3. カラーラベルの設定(各従業員が実施)

カレンダーの色にラベル名を設定しておくと、イベント作成時にどの色を選べばよいか迷いません。一度設定すれば以降ずっと表示されます。

  1. Googleカレンダーで任意のイベントを新規作成(または既存イベントを編集)
  2. イベント編集画面の下部にある 色の丸アイコン(●) をクリック
  3. 各色の横に表示される 「+」ボタン からラベル名を入力

以下のラベルを設定してください(カラーガイド と同じ定義です):

社外ミーティング
会食
移動
社内ミーティング
集中作業
休憩
出張
マーケティング活動
研修・トレーニング
その他
緊急

通常の社内業務は色なし(デフォルト)のままでOKです。色を付ける必要はありません。

Step 4. メンバー間のカレンダー共有(任意)

チームメンバーのカレンダーを自分の画面に表示して、予定を俯瞰できるようにします。ZTTの処理には必須ではありませんが、チーム運営に便利です。

  1. Googleカレンダーの左サイドバー 「他のユーザーのカレンダー」 をクリック
  2. 「ユーザーを検索」 でメンバーのメールアドレスを入力
  3. 同じGoogle Workspaceドメインであれば即座に追加されます

他のメンバーのカレンダーは人ごとに1色で表示されます(イベントごとの色分けは本人の画面のみ反映されます)。

Slack通知ガイド

ZTTからの通知はすべてSlackの専用チャンネルに、ZOT(Slackアプリ)から届きます。チャンネルは初回セットアップ時に自動作成されます。

通知チャンネル

個人チャンネル
#ztt-user-{あなたの名前}
あなた専用のSlackチャンネルです。事前チェック結果、経費の確認依頼、承認リマインド、勤怠アラートが届きます。
承認者チャンネル
#ztt-mgr-{承認者の名前}
上長・経理担当者専用のチャンネルです。部下の経費承認依頼やリマインドが届きます。

通知の種類とモジュール別一覧

各モジュールが送信する通知の一覧です。契約モジュールに応じて届く通知が変わります。

通知 送信先 タイミング E H S A W
事前チェックリマインド
カレンダー登録の確認依頼
個人 T-14日 / T-7日
経費の確認のお願い
金額異常・参加者未記入・AI要確認
個人 処理完了後(1回)
本人確認リマインド
未承認経費の件数と承認期限
個人 期限2日前〜毎日
上長承認リマインド
部下の経費の承認待ち
承認者 期限2日前〜毎日
経理承認リマインド
最終承認待ち
承認者 期限2日前〜毎日
CC未分類明細の確認
経費 or 個人利用の分類依頼
個人 事前チェック時
勤怠サマリー
月次の勤務時間・残業・有休
個人 処理完了後
36協定アラート
残業時間の上限超過警告
個人 / 承認者 閾値超過時
E = ZTT-E 経費精算 / H = ZTT-H 勤怠管理 / S = ZTT-S 営業管理 / A = ZTT-A 会計管理 / W = ZTT-W 予実管理
● = この通知が届きます。契約していないモジュールの通知は届きません。

月次処理の通知タイムライン

毎月の処理サイクルで届く通知の流れです。

1
事前チェックリマインド
処理日の14日前・7日前 | 個人チャンネル
カレンダーの色未設定・場所未入力・領収書漏れ・連携切れなどを自動チェックした結果が届きます。指摘箇所をGoogleカレンダーで修正してください。CC未分類明細がある場合は、Slackのボタンで「経費」か「個人利用」かを選択してください。
2
月次処理の自動実行
締め日翌営業日 | ユーザーへの通知なし
システムが自動で月次処理を実行します。カレンダー・メール・CC明細から経費を取得し、AI判定を行います。勤怠データも同時に集計されます。この段階でユーザーへの通知はありません。
3
経費の確認のお願い(ZTT-E)
処理完了後(1回のみ) | 個人チャンネル
金額が高額な経費、参加者名が未記入の会食経費、AI判定で要確認となった経費がある場合に届きます。修正はGoogleカレンダーの該当イベントの説明欄に #経費 ¥○○○○(従来の #金額 も可) や 参加者: 山田太郎 と追記してください。確認不要な場合はそのまま承認してください。
4
承認リマインド(本人→上長→経理)
承認期限の2日前から毎日 | 個人 or 承認者チャンネル
未承認の経費がある場合、承認期限の2日前から毎日届きます。承認操作を行えばリマインドは停止します。期限を過ぎると自動取下げされ、翌月のアジャスト処理で再起票されます。

通知に関するよくある質問

通知はどのチャンネルに届きますか?

経費の事前チェック・確認依頼・承認リマインドはすべて 個人チャンネル(#ztt-user-{あなたの名前}) に届きます。Slackの左サイドバーで「ZOT」アプリのメッセージからも確認できます。上長や経理担当者は、別途 承認者チャンネル(#ztt-mgr-{名前}) に承認依頼が届きます。

通知はいつ届きますか?

事前チェックリマインドは処理日の14日前と7日前に届きます。経費の確認のお願いは月次処理完了後に1回届きます。本人確認リマインドは承認期限の2日前から毎日届きます。リマインドは承認操作を行えば停止します。

同じ通知が何度も届くのですが?

「経費の確認のお願い」は同じ内容なら1回のみ送信されます(件数が変わった場合は再送されます)。「本人確認リマインド」は承認期限の2日前から毎日届く仕様です。未承認の経費を承認すれば停止します。

リマインドを止めたい

リマインドはSlackの経費確認チャンネルで承認操作(「確認OK」ボタン)を行えば停止します。個別の通知をオフにする設定はありません。承認操作が最も確実な停止方法です。

「経費の確認のお願い」で金額修正を求められました。どうすればいいですか?

Googleカレンダーで該当の日付のイベントを開き、説明欄に #経費 ¥○○○○(従来の #金額 も可)と正しい金額を記載して保存してください。次回の処理で自動反映されます。金額が正しい場合はそのまま承認してください。

「参加者名の追記が必要」と言われました

飲食を伴う接待・会議の経費は、税法(措法61の4①)により参加者の氏名の記載が必要です。Googleカレンダーの該当イベントの説明欄に 参加者: 山田太郎、鈴木花子 と追記してください。フルネームが不明な場合は「苗字 + 所属先(会社名等)」でも認められます。

承認期限を過ぎるとどうなりますか?

承認期限を過ぎた経費は自動取下げされます。取下げされた経費は翌月のアジャスト処理で自動的に再起票されますので、経費が消えることはありません。承認期限の日数はテナント設定で変更できます。

通知が届きません

以下をご確認ください。(1) Slackの左サイドバーに「ZOT」アプリが表示されているか。(2) 個人チャンネル(#ztt-user-{あなたの名前})がSlackに存在するか。(3) Google/Slack/会計システムの連携が有効か(マイページ → 接続管理で確認)。いずれかが切れている場合は、マイページから再接続してください。

代理対応ガイド(秘書・管理者による代行)

経営者や管理職が多忙な場合、秘書や管理者が一部の業務を代行できます。
代行には 管理者ロール(client_admin) の付与が必要です。メンバー管理から対象者の役職を「管理者」に設定してください。

代理可否マトリクス

業務 代理 代理の方法 実装
初期設定
テナント設定(会社情報・閾値・連携設定) 管理者ロールでテナント設定画面にアクセス
従業員登録(メンバー管理) 管理者ロールでメンバー管理画面から登録
Slack連携 Slackワークスペースの管理者権限が必要
freee / MF連携 会計システム側で代理者のアカウントに管理者権限を付与
Google OAuth認証 本人のGoogleアカウントでの認証が必須(セキュリティ上の原則)
マイページ設定
自宅住所・最寄り駅・通勤手段 管理者がメンバー管理の従業員編集から設定可能
バス運賃・車通勤距離 現在は本人のマイページからのみ。管理者画面への項目追加で対応可能
日常業務
Googleカレンダーの予定登録・編集 Googleカレンダーの共有設定で「予定の変更」権限を付与。ZTTは作成者を問わず処理
領収書画像のカレンダー添付 カレンダー編集権限があれば添付可能。ZTTは添付者を問わず読み取り
承認ワークフロー
本人確認(経費内容の確認) 承認グループに本人+代理人を設定し、どちらかが確認すれば処理が進む
上長承認 承認グループに上長+代理人を設定し、全員に通知。誰か1人が承認すればOK
経理承認 複数名に経理ロール(client_accounting)を付与すれば、誰でも承認可能
✓ 済 = 現在の仕組みで代理可能 △ 未 = 承認グループ機能のUI実装で対応予定 = セキュリティ上、代理不可
Googleカレンダーの共有設定(代理登録を有効にする手順)
  1. Googleカレンダーを開き、左サイドバーの対象カレンダーの「…」→「設定と共有」
  2. 「特定のユーザーとの共有」→「ユーザーを追加」
  3. 代理者のメールアドレスを入力し、権限を「予定の変更」に設定
  4. 代理者のGoogleカレンダーに共有カレンダーが表示されます

代理者が登録した予定も、カレンダーオーナーの経費として自動処理されます。予定の色分けルール(Sage=出張、Basil=移動 等)は通常どおり適用されます。

管理者ロールの付与方法
  1. メンバー管理を開き、代理者の行の「編集」をクリック
  2. 「役職」を「管理者」に変更して保存
  3. 代理者がポータルに再ログインすると、テナント設定・メンバー管理にアクセス可能になります

管理者ロールでは全従業員のデータにアクセスできます。信頼できる方にのみ付与してください。

外部サービスの代理連携(Slack / freee / MF)

外部サービスの連携は、ZTTのポータルから連携ボタンを押す操作自体は管理者なら誰でも可能です。ただし、各サービス側で代理者に適切な権限が必要です。

Slack ワークスペースの管理者権限が必要。Slack管理画面で代理者を管理者に追加してください。
freee 同じ事業所にアクセスできるfreeeアカウントが必要。freee管理画面でメンバー招待してください。
MF 同じ事業所にアクセスできるMFアカウントが必要。MF管理画面でメンバー招待してください。

ZTT-E 経費精算ガイド

交通・移動

  • 通勤費(自動計算)
  • 交通費(電車・バス)
  • タクシー
  • 駐車場・ガソリン
  • 出張旅費 / 日当

飲食・会食

  • 会議費(≤5,000/人)
  • 交際費(>5,000/人)
  • カフェ(自動)
  • 手土産

サブスク

  • SaaS(完全自動)
  • クラウド
  • 通信費
  • CC経費(自動取込)

その他

  • 消耗品・備品
  • 書籍・研修費
  • 租税公課
  • 家賃・光熱費

経費種別ごとの登録例

通勤費 自動計算
9:00 - 18:00
オフィス作業
ポイント: オフィス出社日にイベントを登録するだけで通勤費を自動計算。オフィスまでの運賃を自動算出。Suicaで支払った経路は実績運賃で確定されます。定期券区間は自動控除。
  • 出社日のカレンダーに何らかのイベントがあれば自動計算(イベントの種類は問わない)
  • 在宅勤務日は終日イベントで #在宅 と登録(期間指定可。通勤費なし・直行直帰判定に切替)
  • デフォルトは在宅。勤務場所が未設定の日は通勤費が発生しません。オフィス出社日はWorking Locationを設定してください
  • 車通勤は距離に応じた通勤手当の非課税限度額を自動チェックし、超過分を課税計上します。電車・バス通勤は運賃を計算します(所得税法第9条1項5号・所得税法施行令第20条の2)
  • 休日出勤の交通費: 土日祝に出社した場合、同一経路でも「通勤手当」ではなく「旅費交通費」として計上されます(所得税基本通達9-3: 臨時の業務移動に伴う費用は旅費交通費扱い。社会保険料の算定対象外)
交通費(業務移動)自動計算

移動イベント(Basil色)を使うと、業務移動の交通費を自動で計上します。移動手段によって計算方法が異なります。

移動手段ごとの計算方法と入力の違い

移動手段計算方法あなたがやること理由
電車自動(運賃を自動算出)移動イベント登録のみ駅A→駅Bの運賃は公開データから一意に決まるため
自動(走行距離を自動算出 x km単価)移動イベント登録のみ住所A→住所Bの走行距離は地図から一意に決まるため
バス手動(金額を入力)説明欄に #バス ¥220同じ2地点でも路線・系統が複数あり運賃が一意に決まらないため
タクシー半自動(領収書OCR)移動イベントに領収書を添付メーター制で金額が変動するため
10:00 - 11:00
訪問: A社 📍 渋谷区〇〇1-2
11:30 - 13:00
移動(住所不要)
14:00 - 15:00
訪問: B社 📍 新宿区△△2-3
前後のイベントに場所を登録することが必須。移動イベント自体に住所を書く必要はありません。場所が入っていない場合は経路が特定できず、その移動はスキップ(起票なし)されます。月次処理前にSlackでアラートが届くので、事前に場所を追加してください。

バスで移動した場合の記入例

バスで移動した場合は、移動イベントの説明欄にバス運賃を記入してください。ICカードのタッチ時に表示される金額をそのまま入力します。

#バス 220 #バス ¥350 #バス 350円

いずれの書式でも認識されます。金額なしの #バス のみは計上されません。

  • 複数訪問: 1日に移動イベントを複数登録しても全て個別に計上(往復+別現場移動など正常)
  • 直行直帰: 初回イベントが自宅以外の場所→直行として自宅からの交通費を自動計算
  • 混在: 同じ日に電車・バス・車を混ぜて使っても、各移動イベントごとに個別に処理されます
直行直帰 自動判定

1日の最初・最後のイベントの場所に基づいて直行直帰を自動判定します。

直行
その日の最初のイベント場所がオフィス以外の場合、自宅からその場所への交通費を計上
直帰
その日の最後のイベント場所がオフィス以外の場合、その場所から自宅への交通費を計上

通勤手段が「電車」「バス」の方は運賃で計算、「車」の方は走行距離 x km単価で計算されます。通勤手段に応じて自動で切り替わるため、特別な操作は不要です。

除外したい場合: イベントの説明欄に #対象外 を記入すると直行直帰の計上対象から除外されます(例: 取引先に全額奢ってもらった場合など)。
交際費・会議費 領収書
19:00 - 21:00
会食: A社 田中様、佐藤様
⚖️ 交際費 / 会議費の自動判定基準(令和6年4月〜)
会議費
1人あたり ¥10,000 以下
交際費
1人あたり ¥10,000 超
根拠: 措法61の4、租税特別措置法施行令37の5(令和6年4月改正)

参加者の記録方法(税務要件):

⚠️ 必須記載事項(措規21の18の4)

飲食費を会議費として損金算入するには、以下の記録が必要です。未記載の場合、税務調査で否認されるリスクがあります。

  1. 参加者の苗字(フルネーム推奨、最低限苗字)
  2. 所属(会社名)または関係性(取引先・顧客等)
  3. 参加人数(レシートOCRで自動取得。差分はSlackで修正可)

記載方法(2つの方法):

  • 方法1: タイトルに記載(推奨):
    会食: 佐々木様(ABC社・取引先) 2人
  • 方法2: 説明欄にタグで記載:
    #参加者(社外) 佐々木様(ABC社)
    #参加者(社内) 山田
🔄 同一接待の合算ルール: 同じ日に同じ参加者と複数店舗で飲食した場合(1次会→2次会等)、全店舗の金額を合算して1人あたり金額を判定します。個別店舗が¥10,000以下でも合算で超過すると全件が交際費に再分類されます(措法通達61の4(1)-4)。
人数の優先順位: OCR(レシート)> 説明欄の名前数 > カレンダーゲスト。OCR人数と名前数が2名以上異なる場合はアラートが表示されます。参加者名が未記載の場合もアラートが出ますが、経費はブロックされません(記録の追完を促します)。
全額奢られた場合: 説明欄に #対象外 を記入すると経費対象から除外されます。一部負担の場合は #自己負担 ¥3000 で本人負担分を差し引いた額で計上。

📋 税務上の必要書類(措法61の4①、措規21の18の4): 参加者の苗字・所属・人数の記録が必要です。#参加者 タグまたはタイトルで記録することで電子記録として保存されます。

出張旅費・日当・宿泊費 自動計算

Sage色(緑)の終日イベントで出張を登録すると、日当・交通費・宿泊費(CC連携時)が自動計算されます。紙・PDFの領収書はこの終日イベントにそのまま添付すればOCRで自動計上されます。滞在先(ホテル)は終日イベントの「場所」欄に記載してください(場所欄が滞在先の正式な情報源です)。

終日
出張: マレーシア(KL) 複数日の終日イベント
日当
勤務日ごと(当日)
出張イベント+Workイベントから自動計算
航空券
出発日に全額計上(往復一括も同様)
eチケットメールから自動取得(ANA/JAL/AirAsia等)
宿泊費
CC決済日(通常はチェックアウト日)
CC明細から自動取得(Booking.com / Agoda等)
移動費
乗車・搭乗日
移動イベント(Basil色)または領収書添付
カレンダー登録ルール
  • 終日イベント必須: 出張は必ず「終日」チェックを入れてSage色で登録。時間指定イベントでは日当が計算されません
  • イベント名に行先を含める: 航空券・ホテルの予約メールを自動検出するために、イベント名に行先地名を含めてください
  • 日当発生の条件: 期間中に 業務イベント(社内MTG・対外MTG・作業など、移動・休憩・プライベート以外)が必要。移動のみ・休暇日は対象外
  • 帰国日・出発日: Basil移動イベントのみでWorkがない場合は日当なし。業務がある場合は別途Workを追加
  • 土日・会社休日: 出張中でも非勤務日は日当対象外
  • 月跨ぎ出張(例: 12/28〜1/5): 12月分/1月分に自動分割。登録は1イベントでOK
  • 日当の金額・設定: 日当額は行先で国内/アジア/欧米を自動判定して適用されます。金額・支給ポリシー(土日祝の扱い等)はテナントごとの設定です。変更をご希望の場合は運用担当(PuRuth)にご相談ください
イベント名の命名ガイド

イベント名に行先の地名を含めると、航空券やホテルの予約確認メールを高精度で自動検出できます。空港コード(3文字)も認識します。

Good
マレーシア出張
大阪出張
シンガポール出張 ABC社
福岡日帰り出張
Avoid
出張
海外出張
行先不明の場合、メール自動検出の精度が下がります
経費種別ごとの自動処理フロー
経費種別 × オプション別の自動化レベル

メール経費・CC経費のオプションを有効にするほど、Zero Touchに近づきます。日当はオプションに関係なく常に自動計算です。

✈ 航空券(往復)
オプションなし
領収書(eチケット控え等)を出張イベント(終日・Sage色)にそのまま添付 → OCR自動読取
※時間指定の予定(移動=Basil色など)への添付も従来どおり有効です
メール経費 ON
Zero Touch — 予約確認メールから自動検出。イベント添付不要
ANA / JAL / AirAsia / Peach / Jetstar / ZIPAIR / Scoot 等 — 出張開始前90日間のメールを自動検索
CC経費 ON
Zero Touch — CC明細から自動検出。イベント添付不要
メール経費ONと併用すると、CC明細 + 予約確認メールの両方から突合
往復一括購入の場合は出発日に全額計上されます。
🚄 新幹線
オプションなし
きっぷの領収書を出張イベント(終日・Sage色)にそのまま添付 → OCR自動読取
※時間指定の予定(移動=Basil色など)への添付も従来どおり有効です
メール経費 ON
Zero Touch — オンライン予約の確認メールから自動検出。イベント添付不要
えきねっと / EX予約 / スマートEX / e5489 対応。窓口購入・ICカードは領収書添付
CC経費 ON
Zero Touch — CC決済の新幹線代を自動検出。イベント添付不要
🏨 宿泊費 — カレンダーへの宿泊イベント登録は不要
オプションなし
ホテルの領収書(PDF/画像)を出張イベント(終日・Sage色)にそのまま添付 → OCR自動読取
※滞在先(ホテル)は出張イベントの「場所」欄に記載してください。場所欄が滞在先の正式な情報源で、添付した領収書は経費の計上にのみ使われ、滞在先の認識には使われません。科目は本人確認画面でご確認ください
メール経費 ON
Zero Touch — 予約確認メールから自動検出。イベント添付不要
Booking.com / Expedia / Agoda / じゃらん / 楽天トラベル / 一休 / Marriott / Hilton 等
CC経費 ON
Zero Touch — CC明細から宿泊決済を自動検出。イベント添付不要
メール経費ONと併用すると、CC明細 + 予約確認メールの両方から突合
電話予約・現金払い等オンライン証跡がない場合は、いずれのオプションでも領収書添付が必要です。
💰 日当(出張手当) — 常に完全自動
オプションに関係なく、出張期間中の勤務日(Workイベントがある日)に対して自動計算されます。
土日・祝日・Workイベントのない日は対象外。テナント設定の日当額が適用されます。
🚕 現地交通費・その他経費
オプションなし
タクシー・バス等の領収書を出張イベント(終日・Sage色)にそのまま添付 → OCR自動読取
※時間指定の予定(移動=Basil色など)への添付も従来どおり有効です
CC経費 ON
Zero Touch — CC決済のタクシー・レンタカー等を自動検出。イベント添付不要
現金払いの場合は領収書添付が必要
推奨: グレー(Graphite)で登録

航空機・新幹線の移動日はグレー(8番)色でイベントを追加。自動計算対象外になり二重計上を防げます。

羽田 → KL(グレー色)
避けてください: Basil色で重複登録

Basil(緑/10番)色で移動イベントを追加すると、Sage出張イベントとの二重計上が発生します。

法的根拠: 日当は所得税法9条1項4号・所基通9-3に基づき非課税。往復航空券の出発日計上は「重要性の原則」により税務上許容される実務慣行です。
サブスク 自動検出
(不要)
メールから自動検出
ポイント: 45+ベンダー対応(AWS, Google, Adobe, Slack, ChatGPT等)。請求メールから金額・ベンダー名を自動抽出。カレンダーへの登録は不要。
  • クレジットカード(CC)連携が有効な場合はCC明細が優先(メール検索はスキップ)
  • CC連携が無効な場合はメールボックスから自動検索
  • 未対応ベンダーはポータルの「CC未分類明細」から手動分類も可
CC経費(クレジットカード) 自動取込

会計システム連携(freee / マネーフォワード)でクレジットカード明細を自動取込し、カレンダー/メール経費と突合します。

CC連携あり(推奨)
  • CC明細が主ソース(金額確実)
  • サブスクはCC主体でメール検索スキップ
  • カレンダー経費とCC明細が自動突合
  • CC-Only経費はポータルから分類
CC連携なし
  • メール検索(Email-Push)が機能
  • 領収書添付でOCR処理
  • 現金払い・銀行振込は領収書添付
  • サブスクはメールから自動抽出
CC連携の設定方法: ポータル「マイページ」→「ZTT-E」→「入力ソース」→「クレジットカード経費」から有効化。会計システム連携(freee または マネーフォワード)が必要です。CC-Only明細(カレンダー/メールと紐付かない明細)はポータルで手動分類できます。

Slack承認フロー

1本人確認従業員
2上長承認マネージャー
3経理承認経理担当

すべてSlack上で完結

初期セットアップ(認証連携)Platformタブ に移動しました。Google連携・Slack連携・会計システム連携の手順は こちら をご覧ください。

通勤情報の登録

通勤費・業務移動費の自動計算には、自宅住所と通勤手段の登録が必要です。
登録手順
  1. ポータルにログイン → マイページ通勤情報 を開く
  2. 自宅住所 を入力(最寄り駅が自動検索されます。車の方も直行直帰の起点として必要です)
  3. オフィス最寄り駅 を確認(テナント設定から自動反映)
  4. 通勤手段を選択
  5. 「保存」をクリック

通勤情報が未登録の場合、リマインドでお知らせします。

通勤手段ごとの設定と動作
通勤手段追加の設定通勤費(F1)業務移動(F3)
電車定期券区間(任意)運賃自動計算運賃自動計算
バス片道バス運賃固定運賃 x 出社日運賃自動計算
片道距離(km)・駐車場代距離 x 単価 x 出社日走行距離を自動算出 x 単価
車両手当月額手当金額固定額(全額課税)手当に包含
自転車・徒歩なしなし運賃自動計算

通勤手段が「車」の方は、移動イベント(Basil色)がデフォルトで車の走行距離で計算されます。特定の移動で電車を使う場合はタイトルに #電車 を追加してください。

バス通勤・バス利用の場合

通勤手段がバスの場合、ユーザー管理で通勤手段を「バス」に設定し、片道バス運賃を入力してください。出社日に自動で往復分が旅費交通費として計上されます。運賃未入力の場合は自動で算出します。

業務移動でバスを使う場合(通勤手段に関係なく)、カレンダーイベントの説明欄に以下のように記入します:

#バス 200 → ¥200 のバス運賃を旅費交通費として計上

金額は半角数字で指定してください。#バス ¥350#バス 350円 の形式にも対応しています。

自家用車での業務移動(走行距離の自動計算)自動計算

クライアント先への訪問や営業活動に自家用車を使う場合、走行距離を自動算出し、km単価を掛けて旅費交通費として精算します。オドメーター写真や手書きの運転日報は不要です。

従業員がやること

電車移動と全く同じです。移動イベント(Basil色)を登録し、前後のイベントに場所(住所)を入れるだけ。業務移動のデフォルト手段が「車」に設定されている従業員は、自動的に車の走行距離で計算されます。特定の移動で電車やバスを使う場合は #電車#バス タグで個別に切り替えられます。

計算の仕組み

  1. 移動イベントの前後にあるイベントの場所(住所)を取得
  2. 住所間の自動車経路の走行距離を自動算出
  3. 走行距離(km) x km単価 = 旅費交通費として計上

km単価はテナント設定で変更可能です(デフォルト: 15円/km)。

直行(自宅 → 訪問先)
在宅勤務日に外出する場合、自宅から最初の訪問先までの走行距離を自動計算
直帰(訪問先 → 自宅)
最後の訪問先からオフィスに戻らず帰宅する場合、走行距離を自動計算

カレンダーの登録例

10:00 - 11:30
ABC商事|定例MTG|山田様 📍 横浜市中区xxx
12:00 - 12:30
移動
13:00 - 14:30
サンプル電機|提案|田中様 📍 川崎市幸区xxx

自宅→横浜市中区(直行)+ 横浜市中区→川崎市幸区(移動)+ 川崎市幸区→自宅(直帰)の3区間の走行距離を自動算出し、それぞれ旅費交通費として計上します。

電車やバスを使う場合のタグ

通勤手段が「車」の方でも、特定の移動で電車やバスを使う場合は、イベントのタイトルに以下のタグを追加してください。その移動だけ運賃計算に切り替わります。

#電車 #バス ¥220

エビデンスについて(法令根拠)

自家用車の業務移動では、法人税基本通達9-7-7および所得税基本通達9-3に基づき、日時・行先・用務・走行距離の4要素の記録が必要です(従来は手書きの「運転日報」で管理)。

ZTTでは、この4要素をカレンダーから自動で記録します:

法令上必要な記録ZTTでの取得方法
日時カレンダーイベントの日付・時刻
行先カレンダーイベントの場所(住所)
用務カレンダーイベントのタイトル(会社名|用件|担当者)
走行距離住所間の自動車経路から自動算出

オドメーター(距離メーター)の撮影や写真の添付は法令上の要件ではありません。所得税基本通達9-3は「通常必要と認められるもの」を非課税とし、法人税基本通達9-7-7は「業務遂行上直接必要と認められる旅費」の損金算入を認めています。いずれも「合理的な基準に基づく距離の記録」を要求しており、記録手段の指定はありません。地図サービスによる算出は第三者が同一住所で再計算して検証できるため、手書きの記録やオドメーターより客観性・再現性が高い証跡となります。

初期設定(マイページ)

  • 業務移動のデフォルト手段を「車」に設定(通勤手段とは別の設定です)
  • 自宅住所を登録(直行直帰の起点として使用)
  • 通勤にも車を使う場合は、通勤手段を「車」にし、片道距離(km)も登録(通勤費の自動計算に使用)

在宅勤務で通勤は発生しないが業務移動は車、というケースにも対応しています。通勤手段と業務移動手段は独立して設定できます。

車通勤の非課税限度額 税務

自家用車で通勤する場合の通勤手当には、片道距離に応じた非課税限度額が定められています(所得税法施行令第20条の2)。ZTTは登録された片道距離から非課税・課税を自動で区分します。

片道距離月額非課税限度額
2km未満全額課税
2km以上 10km未満¥4,200
10km以上 15km未満¥7,100
15km以上 25km未満¥12,900
25km以上 35km未満¥18,700
35km以上 45km未満¥24,400
45km以上 55km未満¥28,000
55km以上¥31,600

限度額を超えた分は課税対象として別レコードで計上されます。業務移動(直行直帰・顧客訪問)は通勤手当ではなく旅費交通費のため、この限度額は適用されません(所得税基本通達9-3に基づく実費弁償として非課税。法人税法上も全額損金算入可能)。

車両手当(月額固定支給)と走行距離精算の違い 税務

車の利用コストを従業員に支給する方法は、税務上の扱いが大きく異なります。

走行距離精算(推奨)車両手当(月額固定)
計算方法走行距離 x km単価毎月固定額
通勤費の税務非課税(限度額内)全額課税
業務移動の税務非課税(実費弁償)手当に包含
法令根拠所基通9-3 / 施行令20条の2所得税法第28条
エビデンス自動(カレンダー+Maps)不要
ZTTでの設定業務移動手段 =「車」(+通勤手段「車」で通勤費も距離計算)通勤手段 =「車両手当」+月額を入力
車両手当(月額固定)は実費との対応関係がない固定額のため、原則として全額が給与課税の対象です(所得税法第28条)。非課税にするには走行距離に基づく計算が必要です。ZTTでは走行距離精算を推奨します。

車両手当を選択した場合、業務移動の走行距離計算は行われません(手当に包含される扱い)。走行距離精算を使う場合は、マイページの「業務移動のデフォルト手段」を「車」に設定してください。通勤費(F1)と業務移動費(F3: 旅費交通費)は別カテゴリとして自動で区分されます。

バス+電車など複合通勤の場合

自宅からバスで最寄り駅まで行き、そこから電車で通勤するケースなど、複数の交通手段を組み合わせる場合は以下のように登録します:

設定方法

  1. 通勤手段は「電車」を選択
  2. 定期券区間に電車の区間を設定(定期券がある場合)
  3. バス区間は毎日のカレンダーイベントに #バス ¥220 を記入

バス定期券をお持ちの場合

バス区間も定期券でカバーされている場合は、#バス タグは不要です。電車の定期券金額にバス定期券の月額を合算して登録してください。

将来的に複合通勤の自動計算に対応予定です。

Suica利用履歴で交通費を自動確定する

交通費はカレンダーの移動イベントから運賃を自動算出しますが、Suicaで支払っていれば、利用履歴を送信するだけで正確な運賃で自動確定されます。

手順

  1. スマホのSuicaアプリを開く
  2. 「SF(電子マネー)利用履歴」画面を表示
  3. スクリーンショットを撮影
  4. Slackの ZOT にDMでスクリーンショットを送信

ZOTが自動で読み取り、以下を行います:

  • 入場・出場の駅名と運賃を抽出
  • カレンダーの移動イベントと日付・駅名で照合
  • 算出運賃をSuica実績運賃で確定
  • あなた専用の運賃マスタに確定運賃として登録(次回以降も自動適用)

確定済みの交通費と運賃マスタはマイページで確認できます。登録データは本人のみ閲覧可能です。バス利用(東急バス等)も自動で読み取られます。

勤務地(Working Location)の設定

勤務地の設定は通勤費・直行直帰の自動計算に直結します。未登録の場合はマイページの「デフォルト勤務場所」設定が適用されます(初期値: 在宅)。
勤務地と交通費の関係
勤務地の設定通勤費直行直帰起点
オフィス自動計算通勤費として処理自宅
自宅(デフォルト)なし自動計算自宅
別の場所(出張先勤務地)なし自動計算(国内のみ)滞在先住所
排他ルール: 通勤費と直行直帰は排他的に処理されます。オフィスに立ち寄った日は通勤費、立ち寄らなかった日は直行直帰として自動判定されます。両方が同時に計上されることはありません。
休日出勤: 土日祝日にオフィスへ出社した場合、同一経路でも「旅費交通費」として計上されます(通勤手当は定常的な通勤に対する手当であり、臨時の業務移動は旅費交通費として扱うのが一般的です)。
全休の日: 有給休暇等で全休の日は、勤務場所の設定にかかわらず通勤費・旅費交通費ともに発生しません。
出張時の設定(勤務場所・滞在場所)

出張時は2つの場所を登録します。

情報入力場所
勤務場所Working Location →「別の場所」大阪支社の住所
滞在場所出張イベント(色: セージ)の場所欄ホテルの住所
  1. 出張の終日イベント(色: セージ)を作成し、場所欄にホテル住所を入力
  2. 「勤務場所」→「その他の場所」→「別の場所」を選択し、勤務先住所(支社・クライアント先等)を入力
  3. 各業務イベントの場所欄に訪問先の住所を入力
自動計算の仕組み: 朝の出発と夜の帰着は滞在場所(ホテル)が起点・終点になります。日中の移動は業務イベントの場所欄から自動計算されます。
国内出張: ホテル住所を起点に、業務先への直行直帰交通費を自動計算します。
海外出張: 自動計算の対象外です。現地交通費はカード明細や領収書から経費精算してください。
Google Calendar の Working Location 機能(推奨)
  1. Google Calendar を開く
  2. 該当日の上部にある「勤務場所」をクリック
  3. 「自宅」「オフィス」「その他」から選択
  4. 毎週のパターンがある場合は「繰り返し」で設定

Google Workspace アカウントで利用できます。

ハッシュタグ方式(無料 Gmail アカウント向け)

Working Location 機能が使えない場合は、カレンダーに 終日イベント で以下を登録してください:

  • #在宅 — 在宅勤務日(通勤費なし・直行直帰判定に切替)
  • #オフィス — 明示的にオフィス出勤を記録

期間指定(例: 3/1〜3/5 #在宅)も可能です。

メール経費の有効化

設定手順
  1. ポータルにログイン → マイページZTT-E タブ
  2. 「入力ソース」セクションの 「メール経費」 を有効化
  3. Gmailの閲覧権限が追加で求められる場合は許可してください

有効化すると、スターバックスのモバイルオーダーやAmazonの領収書メールなどから経費を自動検出します。サブスク(AWS、Cursor等)はメール経費の設定に関わらず自動検出されます。

よくある質問

色を付け忘れた場合は?

通常業務(色なし)として通勤費のみ計算されます。後から色を変更するか、説明欄に #経費 タグを追加することで月次処理前に修正できます。処理後はアジャスト機能で対応。

移動イベントの前後に場所を登録し忘れた場合は?

経路が特定できないため ¥0 で「要確認」として起票されます。Slack承認時に金額を手動修正するか、月次処理前にカレンダーの場所を追加してください。処理後はアジャスト処理で対応できます。

1日に移動イベントが3件あると重複?

重複ではなく正常です。異なる移動イベントであれば全て個別に計上します(例: 往復移動+別現場への移動)。同一のカレンダーイベントが複数回処理されることはありません。

会食で全額奢ってもらった場合は?

説明欄に #対象外 を記入すると、そのイベントは経費対象から除外されます。

会食で一部だけ自分が負担した場合は?

説明欄に #自己負担 ¥3000 と記入すると、領収書金額から本人負担分を差し引いた額で経費計上されます。

参加者人数を誤ると交際費/会議費が変わる?

はい。参加者数によって1人あたり金額が変わり、¥10,000 超/以下で交際費・会議費が自動判定されます(令和6年4月〜)。ゲスト追加または #参加者 タグで正確な人数を伝えてください。

振込や広告料など「支払っただけ」の予定に領収書を添付したら?

その予定のタイトルか説明欄に #経費(金額なし)を付けてください。経費は通常どおり計上されますが、レシートに記載された住所へ「行った」扱いにはならず、交通費が誤って自動計算されることを防げます。実際に訪問した予定には付けないでください(予定の「場所」欄に入力した住所はこのタグがあってもそのまま有効です)。

タクシーを使った場合は?

移動イベント(Basil色)に領収書を添付してください。領収書があると自動計算を行わず、OCRでタクシー代を読み取って計上します。領収書のないタクシー移動は移動イベントに金額を #経費 ¥2500(従来の #金額 も可)と記入することで対応できます。

出張中の日当と交通費は両方もらえる?

はい、両立します。日当は現地での雑費(国税庁非課税)、交通費は移動の実費として別々に計上されます。ただし土日・会社休日は日当の対象外です。

地方出張中に支社/クライアント先へ通勤する場合は?

出張中にホテルから支社・クライアント先へ移動する場合、交通費は「旅費交通費(直行直帰)」として計上されます(通常の通勤費とは異なる扱いです)。

カレンダーへの登録方法
設定箇所登録内容
出張終日イベント(Sage)出張全期間を1イベントで登録「大阪支社出張」(3/1〜3/5 終日)
勤務地を「別の場所」に変更ホテルの住所を入力「大阪市北区梅田2-5 ヒルトン大阪」
Workイベントの場所業務先の住所を場所欄に登録「東京都千代田区丸の内1-1-1」
仕組み: 勤務地を「別の場所」に設定すると、通勤費は発生せず、ホテル住所を起点とした直行直帰の交通費が自動計算されます。海外出張の場合は自動計算対象外(カード明細・領収書で精算)。

法的根拠: 所得税法9条1項4号・所基通9-3に準じ業務上の必要経費として全額損金算入可能です。

領収書を添付し忘れた場合は?

月次処理前であれば、カレンダーの予定に後から添付することで次回処理時に読み取られます。処理後はポータルのアジャスト機能で対応してください。

クレジットカードで払ったが経費が二重になった?

CC連携が有効な場合、CC明細とカレンダー/メール経費は自動突合して重複を排除します。ただし月次サブスク(BIC WiMAX等)はメール受信日とCC計上日に差が生じることがあります。ポータルのCC未分類明細画面から手動で統合できます。

個人の予定も処理される?

Graphite(グレー)は全モジュール対象外です。プライベートな予定はGraphite色に設定してください。プライベートの旗が立っている予定も処理しません。

在宅勤務の電気代・通信費を按分経費にできる?

はい。マイページの「在宅勤務按分設定」から設定すると、月次処理時に在宅勤務日数に応じて自動計算されます。

国税庁FAQに基づく按分計算式
通信費(インターネット): 月額 × 在宅勤務日数 ÷ 全日数 × 1/2
根拠: 国税庁FAQ問6(法定8h ÷ 活動16h = 1/2)
電気料金: 月額 × 業務スペース比 × 在宅勤務日数 ÷ 全日数 × 1/2
根拠: 国税庁FAQ問8(面積按分+時間按分)

CC払い連携(推奨): クレジットカードで光熱費・通信費を支払っている場合、CC明細の実際の金額を自動で取得して按分計算します。設定方法:

  1. マイページ → 「在宅勤務按分設定」→「CC明細から自動按分」をON
  2. 業務スペース面積比率(%)を入力(電気代按分に使用)
  3. 対象CCベンダーを追加(例: 東京電力、NTTフレッツ光)
  4. 次の月次処理から自動計算されます

※ 在宅勤務日数はカレンダーの「勤務場所」設定(自宅)から自動取得します。

月次処理後に間違いを発見した場合は?

Slack承認前であれば承認画面から修正・却下が可能です。承認後はポータルのアジャスト機能を使ってください。前月の経費修正も翌月処理サイクル内でアジャスト処理されます。

月次処理の全体フロー

毎月の経費処理は自動で実行されます。ユーザーが行うのは「カレンダー登録」と「承認対応」のみです。
処理14日前
Slackで事前リマインドが届きます。カレンダーの色未設定・場所未入力・領収書添付漏れを確認してください。
処理7日前
2回目のリマインド。CC未分類明細がある場合は分類の依頼も届きます。
処理日
締め日の翌営業日にシステムが自動で月次処理を実行します。
① カレンダーイベント取得 → ② メール経費検索 → ③ CC明細取得 → ④ AI判定(勘定科目・税区分) → ⑤ 承認通知
+3営業日
本人確認期限。Slack DMに届く経費一覧を確認し「承認」または「修正依頼」を選択してください。
+8営業日
上長承認期限(標準フロー)。上長のSlackに承認依頼が届きます。
+15営業日
経理承認期限。経理担当が最終承認し、会計システムに自動連携されます。
各期限の前日にSlackでリマインドが届きます。期限を超過した経費は自動取下げされ、翌月のアジャスト処理で再起票されます。承認期限の日数はテナント設定で変更できます。

ポータルの操作ガイド

マイページ

個人設定と入力ソースの管理を行う画面です。

  • タブ「基本情報・アカウント」: 氏名・メール・部署の確認。パスワード変更もここから
  • タブ「ZTT-E 経費精算」:
    • 承認フロー進捗: 自分の経費の承認状況を一目で確認
    • カレンダー経費(コア): Googleアカウントの接続状態確認。[連携する] / [再接続] ボタンで認証管理
    • メール経費(拡張): トグルスイッチでON/OFF切替
    • CC経費(拡張): トグルスイッチでON/OFF切替。会計システム連携が前提
    • 通勤情報: 自宅住所・最寄り駅・通勤手段を設定
    • 在宅勤務按分: 電気代・通信費の按分計算設定
経費精算画面

月次処理結果の確認と経費管理を行う画面です。

  • 統計サマリー: 当月の経費件数・合計金額をカード形式で表示
  • 勘定科目別分析: カテゴリごとの集計をグラフで確認
  • 経費一覧: 全経費の日付・摘要・入力元・金額・勘定科目・ステータスを一覧表示
    • 入力元フィルター: Cal(カレンダー)/ AP(Activity-Pull)/ EP(Email-Push)/ CC / 移動 / 手動
    • 摘要テキストで検索も可能
  • 手動起票: [+ 手動起票] ボタンから経費を手入力。発生日・金額・店舗名・勘定科目・参加者数・メモを入力。「承認ワークフローを即座に開始する」チェックをONにすると、起票後すぐにSlack承認フローが始まります
承認管理画面

承認フローの状況確認と設定を行う画面です。実際の承認操作はSlackから行います。

  • 現在の承認フロー: 進行中の承認状況をビジュアルで確認
  • 月次承認進捗(管理者・経理向け): 従業員別の承認進捗を一覧表示。進捗バーで全体の完了率を確認
  • 承認ルート設定(管理者向け): [ルートを追加] ボタンで承認フローをカスタマイズ可能
データ入出力画面

経費データやマスタのCSV入出力を行う画面です。

エクスポート
  • 経費データ(期間指定)
  • 従業員マスタ
  • 勘定科目マスタ
  • 運賃マスタ
インポート
  • CSVファイルをドラッグ&ドロップ
  • 従業員マスタ / 勘定科目 / 運賃に対応

テナント設定の変更(管理者向け)

テナント設定の変更は管理者(client_admin)のみ可能です。変更は次回の月次処理から反映されます。
経費ルールの設定

ポータル → テナント設定 → タブ「経費ルール」

  • 締め日: 毎月末日 / 25日 / 20日 / 15日 から選択
  • 会計システム: freee会計 / マネーフォワード / 弥生会計 / 連携なし。変更すると勘定科目・税区分マスタの表示が連動します
  • 承認期限: 本人確認(デフォルト3日)/ 上長承認(5日)/ 経理承認(7日)の営業日数をそれぞれ変更可能
  • 期限時刻: 承認期限の時刻(デフォルト17:00)
  • リマインダー時刻: 期限前のSlack通知時刻(デフォルト12:00)
  • km単価: 車移動の走行距離精算・車通勤費計算に使用(デフォルト15円/km)
  • オフィス住所・最寄り駅: 通勤費計算の起点
  • メール経費処理: 利用可能 / 利用不可。「利用可能」にすると各従業員がマイページで個別にON/OFFできます

設定後は [設定を保存] ボタンをクリックしてください。

承認フローの変更

ポータル → テナント設定承認フロー設定セクション

  • 標準: 本人確認 → 直属上長承認 → 経理承認
  • 部署長承認: 本人確認 → 部署長承認 → 経理承認
  • 経理のみ: 本人確認 → 経理承認(上長スキップ)
  • 本人のみ: 本人確認のみ(1人会社・小規模チーム向け)
CC経費の設定

ポータル → テナント設定 → タブ「CC設定」

  • CC経費機能トグル: ON/OFFで切替。ONにすると会計システムからカード明細を自動取得
  • 対象カード管理: [会計システムから再取得] ボタンでカード一覧を取得
  • カードタイプ: 個人口座引落(立替/ZTT-E)/ 法人口座引落(直接払/ZTT-A)
  • デフォルト動作: 各カードの新規明細を「個人」「経費」のどちらにデフォルト分類するか
  • 担当従業員: カードの利用者を指定
外部連携の管理

ポータル → テナント設定 → タブ「外部連携」

会計システム(freee / マネーフォワード / 弥生)との接続状態を確認・再接続できます。接続が切れている場合は [再接続] ボタンで認証し直してください。認証切れを放置すると月次処理が実行できません。

会計システム別の自動化範囲
  • freee会計: 仕訳作成・証憑添付・紐付けまで完全自動(Zero Touch)
  • マネーフォワード: 仕訳作成・証憑アップロード(Cloud Box)は自動。仕訳と証憑の紐付けはMF画面での手動操作が必要です(マネーフォワード側の仕様による制約)
  • 弥生会計: CSVエクスポートによる連携。インポート操作は手動です

電子帳簿保存法に基づき、証憑は会計システム上で仕訳と紐付けて管理する必要があります。マネーフォワードをご利用の場合、月次処理後にCloud Box上の証憑を仕訳に紐付ける作業が発生します。

マスタデータの管理(管理者向け)

ポータル → マスタデータ管理 画面から各種マスタの参照・追加・編集ができます。
勘定科目・税区分マスタ

タブ「勘定科目・税区分」で管理します。

  • 勘定科目の追加: [勘定科目を追加] ボタン → 科目名・コード・カテゴリを入力して保存
  • 税区分: 会計システムに連動したプリセットが表示されます(読み取り専用)

会計システムを変更すると、対応する勘定科目・税区分マスタが自動的に切り替わります。

チャージコードマスタ

タブ「チャージコードマスタ」で管理します。ISO 21511準拠の5階層コード体系です。

  • チャージコードの追加: [チャージコードを追加] ボタン → プロジェクト・フェーズ・タスクを入力
  • カテゴリ色分け: 収益(青)/ 投資(緑)/ 管理(橙)/ 非稼働(灰)
運賃・休日マスタ

タブ「運賃・休日」で管理します。

  • 運賃の追加: [運賃を追加] ボタン → 出発駅・到着駅・運賃を入力。住所入力は不可(駅名のみ)、同一駅間の重複は上書き確認あり
  • 会社休日の追加: [休日を追加] ボタン → 日付・名称を入力。営業日計算に使用(承認期限・日当計算に影響)
メールベンダーマスタ

タブ「メールベンダー」で管理します。メール経費(Activity-Pull / Email-Push)の検索対象ベンダーを管理します。

  • ベンダーの追加: [ベンダーを追加] ボタン → ベンダー名・送信者パターン(正規表現)・カテゴリを入力
  • カテゴリ: モバイルオーダー / サブスク / EC購入 / 通信 / タクシー / デリバリー / 旅行・出張 / 決済代行 / その他
  • 検索: ベンダー名またはドメインで絞り込み可能

送信者パターン例: @starbucks\.co\.jp$

トラブルシューティング

CC経費が0件になる

原因: 会計システム(freee / マネーフォワード)との連携が切れている可能性があります。

対処: マイページ → タブ「ZTT-E 経費精算」→ カレンダー経費セクション下の接続状態を確認 → [再接続] をクリックして認証し直してください。

メール経費が検出されない
  • 原因1: メール経費が無効 → マイページ → メール経費トグルをON
  • 原因2: CC連携が有効 → 仕様通りEmail-Pushはスキップされます(CC明細が優先)
  • 原因3: 対象ベンダーが未登録 → ポータルの「テナント設定 → メールベンダーマスタ」から追加できます
特定ベンダーの支払いがスキップされる

原因: ベンダー設定(vendorPreferences)で「個人利用(skip)」に分類されています。

対処: 次回CC未分類通知が届いた際に「経費」を選択してください。選択結果はAIが学習し、次回以降は自動で経費として処理されます。

証憑(領収書)が添付されない

原因1: Google認証切れ — GoogleドライブまたはGmailの認証が切れています。

対処: マイページ → Googleアカウント → [再接続] をクリックしてください。

原因2: freeeファイルボックスの月間上限 — freeeのご契約プランによっては、ファイルボックスへのアップロード枚数に月間上限があります(例: スタータープランは月5枚)。上限に達した月は、仕訳は通常どおり作成されますが、証憑の添付のみがスキップされます。

対処: 証憑の多い月が続く場合は、freeeプランのアップグレードをご検討ください。未添付分の証憑添付をご希望の場合は、運用窓口までご連絡ください。

CC経費の新規ベンダーを登録したい

CC経費のベンダーは自動学習されます。 手動登録は不要です。

  1. 月次処理時、未分類のCC明細があるとSlackに「CC未分類通知」が届きます
  2. 通知内の[経費として登録]ボタンを押してください
  3. AIが学習し、次回以降は同じベンダーを自動で経費として処理します

個人利用のベンダー(Amazon等の私用購入)は「個人利用」を選択すると、以降スキップされます。

予約の取り消し・日程変更が発生した場合

予約のキャンセル・日程変更で費用が発生した場合の取り扱い方法です。

取り扱いパターン
全額返金された→ 経費計上不要。CC明細に返金トランザクションが表示されます
キャンセル料が発生した→ 説明欄に #キャンセル ¥金額 を記入し、キャンセル料のレシートを証憑として添付
返金不可で全額負担→ 通常の経費として計上(備考にキャンセル理由を記載推奨)

#キャンセル タグを使うと、キャンセル料として雑損失に計上されます。金額にはキャンセル料の実費を記載し、キャンセル料のレシート・メール等を証憑として添付してください。

勘定科目が違う

対処: Slackの本人確認画面で正しい科目に修正してください。

店舗・取引先が特定できる経費(レシートやカード明細があるもの)は、修正結果をAIが学習し次回以降に反映します。一方、カレンダーの活動種別だけで科目が決まる経費(社内MTG・対外MTG等が「会議費」になるもの)は現状この学習が効かないため、都度ご確認をお願いします。

交通費が計算されない

原因: カレンダーの移動イベント前後に場所(駅名・住所)が登録されていません。

対処: 移動イベントの前後のイベントの場所フィールドに出発地・到着地を入力してください。移動イベント自体には場所不要です。

経費が自動取下げされた

原因: 本人確認・上長承認・経理承認のいずれかの期限を超過しました。

対処: 翌月のアジャスト処理で自動的に再起票されます(経費発生月の翌々月末まで対象)。急ぎの場合はSlackでZOT(サポートBot)に「経費再起票」と送信してください。

CC未分類の通知が来た

意味: クレジットカード明細で「経費」か「個人利用」か判別できない取引があります。

対処: Slackの通知ボタンまたはポータルの経費精算画面で「経費」「個人」を選択してください。選択結果はベンダーごとに学習され、次回以降は同じベンダーの明細が自動分類されます。

承認依頼が来ない
  • 原因1: 月次処理がまだ実行されていない(締め日の翌営業日に自動実行)
  • 原因2: 前のフェーズ(本人確認等)が未完了
  • 確認方法: ポータルの承認管理画面 → 月次承認進捗で現在のステータスを確認してください

ZTT-S 営業管理ガイド

カレンダーに予定を入れるだけ。営業活動の記録・法人マスタ・案件管理がすべて自動で立ち上がります。

あなたがやること: カレンダーに予定を入れる

営業日報もCRM入力も不要。普段どおりGoogleカレンダーに予定を入れるだけです。
ポイントは タイトルの書き方 の2つだけ。
Step 1: イベントの色を選ぶ
Flamingo
社外の打ち合わせ
(訪問・来社・オンライン)
Banana
会食・接待
(交際費としても自動連携)
Sage
出張
(旅費・日当としても自動連携)
Step 2: タイトルをパイプ区切りで書く
Google カレンダーの入力例
11:00 - 12:00
テスト株式会社|商談|山田部長
渋谷オフィス
14:00 - 15:00
サンプル電機|提案|田中様, 佐藤様
Google Meet
19:00 - 21:00
ABC商事|会食|佐藤様
恵比寿 和食ダイニング
10:00 - 11:30
サンライズ工業|デモ| #商材 ZTT
府中事業所
タイトルの書き方: 会社名 | 用件 | 担当者名
第1セグメント 会社名 — 「テスト株式会社」「ABC商事」など。法人マスタと自動照合
第2セグメント 用件 — 「商談」「提案」「デモ」など
第3セグメント 担当者名 — 「山田部長」「佐藤様」など。カンマ区切りで複数人可
任意 #タグ — 案件紐付け・見込金額など(後述)

ZTTが自動でやること: 毎日22:00に処理

あなたが書いたもの
テスト株式会社|商談|山田部長
Flamingo / 11:00-12:00 / 渋谷
毎日 22:00
AI抽出
ZTTが自動作成
法人: テスト株式会社株式会社
担当者: 高橋(常務)
活動: 社外MTG @ 渋谷
法人情報: 業種・従業員数・代表者…HPから自動取得
1
営業活動を自動記録
誰と・いつ・どこで・何をしたかが営業活動として記録される
2
法人マスタに自動登録
初回接触の企業はHPから正式社名・業種・従業員数・代表者を自動取得
3
担当者を蓄積
敬称(様・部長・MD等)から人名を自動判定し、法人に紐付けて蓄積

ポータルで見えるもの: 営業の全体像

カレンダーに書くだけで、ポータルに以下の画面が自動的に構築されます。

Deal Timeline(活動履歴)
法人ごとに「いつ・誰が・何をしたか」が時系列で一覧表示。
例: テスト株式会社との全接触を一覧で確認
パイプライン(案件管理)
リード→提案→交渉→受注のカンバン表示。
接触が増えたらリードから案件に昇格できる
ARM(アカウント関係マップ)
自社メンバーと先方の担当者の関係性を可視化。
誰が誰と接点を持っているか一目で把握
アカウント(法人管理)
法人ごとの企業情報・担当者一覧・活動履歴を統合表示。
会社情報はHPから自動取得済み

リードから案件へ: 昇格の流れ

1
カレンダーに予定を入れる
色付きイベントを登録するだけ。これがすべての起点
2
活動が自動記録される (毎日22:00)
法人名・担当者・議題がAI抽出され、営業活動として蓄積
3
リードが蓄積される
法人ごとに活動履歴が自動で蓄積。ポータルの「リード」タブに表示
4
案件に昇格する (ここだけ手動)
十分な接触があれば、ポータルで「案件化」ボタンを押してパイプラインに登録

タイトルの書き方: パイプ区切り

タイトルに |(パイプ)を入れると、会社名・用件・担当者名が確実に自動認識されます。

基本形: 会社名 | 用件 | 担当者名
ABC商事|商談|山田部長
サンプル電機|提案|田中MD, 佐藤MD
省略形(会社名だけでもOK)
ABC商事|| ← 会社名のみ
ABC商事||山田部長 ← 会社名+担当者
ABC商事|デモ| ← 会社名+用件
全角パイプ(|)も自動変換されます。

取引先の自動登録ルール

タイトルの書き方によって、取引先マスタへの登録のされ方が変わります。

パイプ区切りで書いた場合
会社名(第1セグメント)は「あなたが明示した正式情報」として扱われ、取引先マスタに自動で登録・紐付けされます。Web情報が見つからない会社や個人事業主でも登録されます。
パイプなしで書いた場合
登録済みの取引先には自動で紐付きますが、未登録の相手を推測で自動登録することはありません(誤登録防止)。未解決の活動として蓄積され、ポータルの営業画面から手動で紐付け・登録できます。一度紐付ければ同じ表記は以後自動で解決されます。

先方から招待された予定(外部主催イベント)

取引先から招待された予定は、Googleカレンダーの仕様上タイトルを自分側で変更できません(主催者が「ゲストによる変更」を許可した場合を除く)。このため、外部主催の予定はZTTが自動的に別の方法で取引先を判定します。タイトルをパイプ区切りに直す必要はありません。

① 主催者のメールドメインで自動判定
招待元のメールアドレスのドメイン(@以降)を取引先マスタと照合し、自動で紐付けます。タイトルの内容は使いません。
② 定例は一度紐付ければ以後自動
月次定例などの繰り返し予定は、一度ポータルで取引先を確定すれば、以後の同じ定例は毎回自動で解決されます。
③ 判定できない場合は未解決として蓄積
フリーメール(gmail等)からの招待などドメインで判定できない場合は、未解決の活動としてポータルに表示されるので、手動で紐付けてください(②により次回からは自動です)。
外部主催の予定のタイトルから取引先を推測したり、新しい取引先を自動登録することはありません(先方が付けたタイトルによる誤登録を防ぐためです)。

説明欄のハッシュタグ: 案件・フェーズ・見込金額

説明欄にハッシュタグを追加すると、案件やフェーズ、見込金額を紐付けできます。

ABC商事|商談|山田部長
説明欄:
#案件 ERP導入
#フェーズ Dev
#商材 ZTT Platform
#見込 5000000
来週までに提案書ドラフト送付
↑ ハッシュタグ以外の行は自由記述(メモ・議事録など)として記録されます
#案件 〇〇案件案件/PJTに紐付け
#フェーズ Dev案件フェーズ(Dev/Del/Sales/CS)
#フォロー 提案書送付ネクストアクション記録
#商材 ZTT Platformオファリング/サービス名
#見込 5000000見込金額(数字)
#名刺名刺写真を添付した場合に追記

案件を受注するために: Stance(関係者の把握)

案件を案件化したら、先方の関係者にStance(役割)を設定します。
「誰が決裁者か」「誰が味方か」を整理することで、案件のリスクが見えるようになります。
最低限、Champion(推進者)と Economic Buyer(決裁者)の2人を特定してください。
Champion 必須
社内で案件を能動的に推進してくれる人
Economic Buyer 必須
最終決裁者。予算の承認権限を持つ人
User Buyer
導入後に実際に使う人の代表
Technical Buyer
技術・法務など要件を評価する人
Coach
社内事情を教えてくれる協力者
Blocker / − Neutral
反対者 / まだ態度が不明な人
理論的背景: Miller Heiman(Strategic Selling)の4購買役割に、MEDDIC由来のChampion・Blocker・Neutralを加えた7 Stance体系です。

料金構造(点→線→面)

使った分だけ。カレンダーに書くだけなら活動1件あたり¥100のみ。案件管理・アカウント管理はオプションです。
やること 単価 使える機能
点(基本)カレンダーに予定を書く¥100/件活動記録・法人マスタ・担当者蓄積・Deal Timeline
線(任意)案件を作成・管理する¥500/件/月パイプライン(カンバン)・ステージゲート・KPI
面(任意)法人を深く管理する¥1,000/社/月アカウントタブ・ARM(関係マップ)・パートナー統合

営業KPIの基本用語

KPIダッシュボードで使用する指標の定義です。SaaS / サブスクリプション型ビジネスの業界標準に準拠しています。

SaaS ビジネスの指標体系
ACV
1案件の年間価値
→ 受注 →
Bookings
期間内の受注ACV合計
→ 納品 →
Revenue
役務提供に応じた売上
→ 蓄積 →
ARR / MRR
全契約の定期収益
契約の「受注」→「納品」→「蓄積」で、同じ契約が異なる指標として計測される
案件・契約の指標
指標 定義 例: 月額1万円の契約
ACV Annual Contract Value。1契約の年間価値。月額 × 12。 ¥120,000
Bookings 期間内に受注した案件のACVの合計。営業成果の指標。受注した瞬間に全額計上。 6月に2件受注 → ¥240,000
Revenue 役務提供に応じて按分した売上(P/L計上額)。サービスを届けた月に計上。 6月受注 → 6月分 ¥10,000
組織の経営指標
指標 定義
MRR Monthly Recurring Revenue。全アクティブ契約の月額合計。事業の現在地。 10社 × 各1万円 = ¥100,000
ARR Annual Recurring Revenue。MRR × 12。事業の年間規模。投資家・経営層が見る成長指標。 MRR 10万 × 12 = ¥1,200,000
NRR Net Revenue Retention。既存顧客からの収益維持率。100%超 = 既存だけで成長。解約・ダウングレードを含む。 年初ARR 100万 → 年末 110万(既存のみ)= 110%
営業効率の指標
指標 定義
Win Rate 受注数 ÷(受注数 + 失注数)。クローズした案件のうち何%が受注か。業界平均 20〜45%(ACV帯による)。
Sales Cycle 案件作成から受注までの平均日数。短いほど効率的。業界平均 30〜365日(ACV帯による)。
CAC Customer Acquisition Cost。1顧客を獲得するコスト。(営業費 + マーケ費)÷ 新規顧客数。
LTV Lifetime Value。1顧客が生涯もたらす収益。ACV × 平均契約年数。LTV/CAC ≧ 3x が健全の目安。
Pipeline
Coverage
パイプライン総額 ÷ クォータ。目標達成に必要なパイプラインの厚み。3〜5x が推奨。
Churn Rate 解約率。期間内に解約した顧客数(または金額)÷ 期初の顧客数(または ARR)。低いほど良い。
Bookings と Revenue はなぜ分かれるのか?
同じ契約でも
見る角度で数字が異なる
Bookings
契約締結の瞬間に全額計上 → 営業の成果を即時に反映
Revenue
サービス提供した月に按分計上 → 会計上のP/L(損益)を正確に反映
例: 月額1万円の年間契約を6月に受注(3月決算)
→ Bookings: ¥120,000(6月に全額)/ Revenue: ¥10,000 × 10ヶ月 = ¥100,000(今期P/L計上分)
ZTTモジュールとの対応
ZTT-S 営業管理 Bookings / Win Rate / Sales Cycle / Pipeline Coverage
ZTT-A 会計管理 ARR / MRR / Churn Rate / NRR(アクティブ契約データから算出)
ZTT-W 予実管理 Revenue / CAC / LTV(コスト集計 × 売上突合から算出)

ZTT-H 勤怠管理ガイド

カレンダーから勤怠・稼働・人件費を全自動で集計。従業員の追加入力は不要です。

カレンダーの色 = 活動の性質: カレンダーので「何をしたか(社内MTG / 外出 / 休暇 etc.)」を自動判定し、勤怠ステータス・労働時間・残業を計算します。色はZTT-E(経費)と完全共通です。案件別の工数管理(チャージコード)が必要な場合は、ZTT-W(予実管理)を追加してください。

1日の流れ

従業員の1日を例に、カレンダーの色から勤怠ステータス・労働時間がどう自動処理されるかを示します。
チャージコード判定(案件別工数管理)についてはZTT-Wガイドを参照してください

1日のカレンダー → 勤怠ステータス + チャージコード自動判定
09:00-10:00
[XYZ] 定例MTG
外勤
ABC商事 accounts照合
10:00-12:00
集中作業
出勤
CL.PRT P4 ← 自動
12:00-13:00
昼休憩
13:00-14:00
訪問: ABC商事 田中様
外勤
CL.ABC P2 ← 自動
14:30-15:30
社内振り返り
出勤
G&A P5 ← 自動
15:30-18:00
開発作業
出勤
CL.PRT P4 ← 自動
18:00 以降 = 残業
19:00-21:00
会食: XYZ商事 伊藤様
残業
ABC商事 accounts照合 ← 自動
集計結果
9h
総労働時間
7h
所定内
2h
残業
5/6
チャージコード自動判定
色判定(勤怠) チャージコード自動判定 チャージコード手入力
勤怠ステータスは全イベント自動判定。カレンダーに色を選んで予定を入れるだけで、出勤/外勤/残業/休暇が自動で記録されます。

よくある質問

ZTT-Hはどうやって出退勤や残業を判定しているのですか?

ZTT-Hの情報源(SSOT)はGoogleカレンダーです。カレンダーに登録されたイベントの色・時間帯・場所から、以下を自動判定します。

  • 出勤/外勤: イベントの色(Blueberry=内勤、Flamingo=外勤、など)
  • 労働時間: イベントの開始〜終了時刻を合計
  • 残業: 所定終業時刻(例: 18:00)を超えるイベントがある場合、超過分が自動的に残業
  • 休暇: Lavender色の終日イベント = 有給休暇として判定

従業員がタイムカードを打刻したり、勤怠システムに入力する必要はありません。

残業の事前申請は必要ですか?

不要です。ZTTの運用前提として、カレンダー登録ルールが組織で共有されており、カレンダー情報は常時全員に公開されています。

そのため、上長はカレンダーを見れば「誰が何時まで働いているか」をリアルタイムで把握できます。別途の事前申請フローは不要です。

法律上も、残業の個別事前申請は義務ではありません。法律が求めるのは以下の3点で、全てZTT-Hが自動で対応します。

  • 36協定の締結(テナント設定で上限値を管理)
  • 上限の遵守(月次処理で自動モニタリング + 閾値超過時にSlack通知)
  • 割増賃金の支払い(時間外・深夜・休日の割増を自動計算)
出張はどうやって判定されますか?

カレンダーのイベント色で判定します。Sage色(緑)の終日イベントが「出張」として認識されます。

距離や宿泊の有無での自動判定は行いません。出張かどうかは、従業員がカレンダーにSage色で登録するかどうかで決まります。

出張日の労働時間: テナント設定で「出張みなし労働時間」を設定している場合、出張日はみなし時間(通常8時間)で計算されます。カレンダーに具体的な業務イベントがある場合は、イベントの実時間が優先されます。
出張中の移動時間は労働時間に含まれますか?

2つのケースがあります。

移動中に業務がある場合
カレンダーに業務イベント(「新幹線で資料作成」「移動中オンラインMTG」等)を登録してください。イベントの時間が労働時間としてカウントされます。テナント設定に関わらず有効です。
純粋な移動のみの場合
カレンダーにイベントがない移動時間は、テナント設定の「移動時間の扱い」に従います。「出張の移動」チェックがONなら労働時間、OFFなら非算入です。
36協定の上限に近づいたらどうなりますか?

テナント設定の「警告閾値」(デフォルト80%)に達した時点で、本人と管理者にSlackで自動通知されます。

例: 月45時間上限の場合、36時間を超えた時点で警告が出ます。上限を超えた場合は「超過・違反」として労務管理タブに赤で表示されます。

有給休暇の残日数や給与計算はZTT-Hで管理できますか?

いいえ。ZTT-Hの役割は「カレンダーから有給取得を検知し、freee/MFに連携する」ことです。以下の通り、責任が分かれています。

ZTT-H が担当
  • カレンダーから有給取得を検知(Lavender色)
  • 全休・半休の判定
  • 取得日数をfreee/MFに送信
  • 年5日取得義務の監視・アラート
  • 36協定の残業モニタリング
freee/MF が担当(正本)
  • 有給の付与(入社日/一斉付与)
  • 残日数の管理・繰越
  • 給与計算・給与明細
  • 社会保険料計算
  • 年末調整

この分担により、同じデータを二重管理するリスクを避けています。テナント設定の「外部連携」タブで、各会計システムとの連携方法を確認できます。

freee人事労務とMFクラウド給与、どちらを使うべきですか?

ZTT-Hとの連携の観点では、以下の違いがあります。

freee人事労務 MFクラウド給与
勤怠データ連携 自動連携 CSV(手動)
有給取得の連携 自動連携 CSV(手動)
ZTT-Hからの操作 月次処理後に自動送信 CSVダウンロード→MFにインポート

freee人事労務はZTT-Hの月次処理後に勤怠データが自動送信されます(Zero Touch)。MFクラウド給与は自動連携に対応していないため、CSVでの手動連携が必要です。

経費精算(ZTT-E)・会計管理(ZTT-A)はfreee/MFどちらも自動連携に対応しています。詳細はテナント設定の「外部連携」タブにある連携マトリクスを参照してください。

テナント設定を変更したら、過去の勤怠データも変わりますか?

いいえ、変わりません。テナント設定の変更は、次回の月次処理から反映されます。過去に確定済みの勤怠データは影響を受けません。

例: 4月に所定労働時間を8時間→7.5時間に変更した場合、5月度以降の処理から新しい所定時間で計算されます。3月度以前のデータはそのままです。

案件別の工数管理(チャージコード)について: リソースプラン配分、チャージコード自動割当、案件別稼働・人件費按分については ZTT-W(予実管理)ガイド を参照してください。ZTT-Hは純粋な勤怠管理(労働時間・残業・休暇)に特化しています。

あなたがやること vs ZTTが自動でやること

あなたがやること
1. カレンダーに予定を入れる(色を選ぶ)
2. 有休は Lavender + #有休
3. 在宅勤務日は勤務地を「自宅」に設定
ZTTが自動でやること
勤怠ステータス判定
労働時間計算
36協定モニタリング
Slackアラート通知
有休の付与・消化・残管理
在宅勤務日数の自動取得
社会保険料の自動算出
活動カテゴリ別レポート

休暇のハッシュタグ

Lavender色のイベントにハッシュタグを追加して休暇種別を指定します。

#有休 有給休暇(Lavender色 + #有休)
#午前半休 午前半休(Lavender色 + #午前半休)
#午後半休 午後半休(Lavender色 + #午後半休)
#在宅 在宅勤務(Working Location併用可)
登録例
有休 #有休 ← 終日イベント
午前半休 #午前半休 ← 9:00-12:00

色の一覧(ZTT-H判定)

カレンダーの色はZTT-Eと完全共通。同じ色をZTT-HとZTT-Eがそれぞれの視点で自動翻訳します。

色名 活動の性質 ZTT-H判定(勤怠) ZTT-E判定(経費)
Lavender 休暇・休憩 有休 / 半休 経費なし
Sage 出張 出張(みなし労働) 交通費+宿泊費
Grape 社内MTG 出勤・所定内 会議費
Flamingo 対外ミーティング 外勤 会議費+交通費
Banana 会食・接待 残業(19時以降) 交際費
Tangerine マーケティング活動 出勤 広告宣伝費
Peacock 研修・全社行事 出勤 一般管理費
Blueberry 集中作業 出勤・所定内
Basil 移動 (勤怠カウントなし) 交通費
Tomato 予備 出勤
Graphite プライベート 対象外 対象外
色なし 社内業務 出勤・所定内 領収書/#経費(金額指定)があれば対象

勤務パターン別 登録ガイド

代表的な勤務パターンごとに、カレンダーの登録方法と ZTT-H がどう処理するかを示します。

パターンA: オフィス勤務(フル登録)
カレンダー登録
09:00-12:00
社内作業
出勤 3h
12:00-13:00
昼休憩
休憩
13:00-18:00
集中作業
出勤 5h
8h
総労働時間
7h
実働(休憩1h控除)
0h
残業
パターンB: カレンダー未登録日
カレンダー登録
09:00-18:00
(何も登録なし)
8h
所定労働時間を自動充当
仕組み: 営業日にイベントが1件も登録されていない場合、所定労働時間(通常8h)が自動的に充当されます。カレンダーを使わない従業員でも正しい勤怠記録が作成されます。
パターンC: 一部のみ登録(ギャップあり)
カレンダー登録
10:00-12:00
訪問: ABC商事
外勤 2h
12:00-14:00
(未登録 — カウントされない)
14:00-16:00
社内MTG
出勤 2h
4h
登録分のみカウント
2h
ギャップ(未カウント)
注意: イベントが1件でもあると、登録した時間帯のみが労働時間としてカウントされます。ギャップ(イベント間の空白)は労働時間に含まれません。正確な勤怠記録のためには、業務時間をカバーするようにイベントを登録してください。
パターンD: 同時刻に複数イベント(重複)
カレンダー登録(2件が重複)
14:00-15:00
移動: タクシー
移動
14:00-15:00
オンライン会議(住所なし)
外勤
ZTT-H(勤怠)
重複をマージ → 1時間としてカウント
法定労働時間は物理時間で計算
ZTT-E(経費)
各イベント独立処理
タクシー代 = 移動イベントに添付
ポイント: オンライン会議は住所を登録しないことで、移動の経路判定に影響しません。ZTT-Hでは同じ時間帯は1回だけカウントされるため、重複登録しても二重カウントにはなりません。
稼働配分(ZTT-W利用時): 重複時間帯のチャージコード配分は均等按分がデフォルトです。特定のPJTに配分したい場合は、そのイベントの説明欄に #優先 を記入してください。#優先 付きイベントに重複時間が全配分されます。
パターンE: 外部からの招待イベント
招待MTGを途中で退出し、別のMTGに参加するケース
14:00-15:00
招待 ABC社 定例MTG ← 編集不可
出勤
14:30-15:30
自分用 訪問: XYZ社 佐藤様 ← 自由に編集OK
外勤
ZTT-H: マージ → 14:00-15:30 = 1.5h(二重カウントなし)
外部招待イベントの原則
ケース対処方法
経費なし・時間変更なし何もしなくてよい(勤怠に自動反映)
途中退出・時間が異なる自分用イベントを正しい時間で作成
経費が発生する(カフェ代等)自分用イベントを作成し、適切な色で領収書を添付
タイトル・場所を記録したい招待イベントは触らず、自分用イベントに情報を記載
招待イベントのタイトル・場所・時間を変更すると先方のカレンダーにも反映される場合があります。
パターンF: 出張(前泊・宿泊あり)
3/5(水)大阪で会議。前泊あり
3/4-3/5
出張: 大阪 〇〇社 終日イベント
出張
3/4 14:00
東京→大阪(新幹線) グレー色
移動日
3/5 10:00
訪問: 〇〇社 場所: 大阪市北区...
外勤
日当
3/5のみ
(3/4は移動日=対象外)
交通費
メールから
自動検出
宿泊費
予約メールから
自動検出
勤怠
3/5 = みなし
労働時間
宿泊イベントの登録は不要です。 出張終日イベント(Sage色)を登録するだけで、Booking.com / Agoda / じゃらん / 楽天トラベル / 一休.com 等の予約確認メールを前90日まで遡って自動検出します。ホテルの予約サイトを使わない場合(電話予約等)は、領収書を出張の終日イベントにそのまま添付してください(自動でOCR読取・経費化されます)。
パターンG: 午前半休 + 午後出勤
カレンダー登録
09:00-13:00
午前半休 #午前半休
有休 4h
14:00-18:00
集中作業
出勤 4h
勤怠ステータス: 午前半休 / 有休消化: 0.5日 / 労働時間: 4h
勤務地(Working Location)の設定が重要な理由
勤務地が未設定の場合、マイページの「デフォルト勤務場所」設定が適用されます(初期値: 在宅)。オフィス出勤が多い方は、マイページでデフォルトを「オフィス」に変更してください。正確な通勤費計算と在宅勤務の按分経費計算のために、カレンダーでの勤務地登録を推奨します。
Google Workspace(推奨)
  1. Google Calendar を開く
  2. 該当日の上部にある「勤務場所」をクリック
  3. 「自宅」「オフィス」「その他」から選択
  4. 毎週のパターンは「繰り返し」で設定
表示されない場合: 管理者が Google Admin Console で勤務場所機能を有効にする必要があります。
アプリ → Google Workspace → カレンダー → 共有設定 → 「勤務場所」を有効化
無料 Gmail アカウント
Working Location 機能は Google Workspace 専用です。
代わりに終日イベントでハッシュタグを使用:
#在宅 — 通勤費なし
#オフィス — 往復通勤費
クライアント請求経費(立替でない経費)の登録方法
出張の交通費や宿泊費など、クライアントに請求する経費(自社の立替経費にならないもの)は、説明欄にハッシュタグ #請求先 〇〇株式会社 を記入してください。
登録例
出張: 〇〇社 導入支援 #請求先 〇〇株式会社
移動: 東京→大阪 #請求先 〇〇株式会社
#請求先 がないデフォルトの経費はすべて自社負担(経費精算対象)です。クライアントへの請求書発行は ZTT-A(会計連携)で管理します。

勤怠データの修正

勤怠データに修正画面はありません。カレンダーを修正するだけで、ZTTが自動的にアジャストします。

Google Calendar = 唯一の正本(SSOT)。 勤怠データはカレンダーから自動生成されるため、カレンダーを修正すれば勤怠も自動的に更新されます。
月末(締め日)までの修正
カレンダーを修正するだけ。
当月の月次処理に自動反映されます。
翌月以降の修正
カレンダーを修正するだけ。
翌月の月次処理時に差分として自動反映されます。
修正の影響範囲
修正タイプ給与への影響freee/MF再連携
チャージコード付け替え(案件変更)なし不要
色の修正(出勤→外勤等)なし不要
勤務地変更(オフィス→在宅)なし不要(通勤費はZTT-E側)
時間の修正(残業増減)あり(残業手当変動)自動再連携
有休の追加・取消あり(有休控除変動)自動再連携
給与に影響がある修正はSlackで本人と管理者に通知されます。freee/MFには差分データが自動で再連携されます。

勤怠・労務管理の法令根拠

ZTT-Hは以下の労働法令に基づいて自動判定・自動監視を行います。
経営者・管理者が把握しておくべきポイントを整理します。

そもそも、なぜ勤怠管理・労務管理が必要なのか
勤怠管理は「あると便利」ではなく、法律で義務づけられた必須業務です。
1. 法的義務
労働時間の客観的把握(労安衛法)、賃金台帳への記載(労基法108条)、記録の3年保存(同109条)はすべて法律上の義務です。違反には罰則があります。
2. 給与計算の基礎
所定労働時間→基本給、残業→割増手当、欠勤→控除。勤怠データがなければ正確な給与計算ができず、未払残業代の訴訟リスクに直結します。
3. 経営判断の基礎
人件費率・案件別原価・生産性分析・長時間労働の早期検知。事業を数字で把握するための源泉データです。
ZTT-Hの役割: これらの法的義務と経営管理を、従業員の作業ゼロ(カレンダーに予定を入れるだけ)で自動的に履行します。
誰に適用されるのか — 適用対象と適用除外
労働基準法は使用者(会社)と労働者(従業員)の関係を規律する法律です。
立場労基法の適用勤怠管理の義務
経営者(代表取締役等)適用されない法的義務なし(経営判断用に記録は推奨)
役員(取締役・監査役)原則適用されない委任契約のため。ただし使用従属性があれば適用
従業員(正社員・パート・アルバイト)適用される法的義務あり(雇用形態を問わず全員)
ポイント: 経営者1人の会社(従業員ゼロ)では勤怠管理の法的義務はありません。しかし、従業員を1人でも雇った時点で労基法の全義務が発生します。
労基法 第41条2号
管理監督者の適用除外
⚠ 誤解が多い
労基法上の「管理監督者」に該当する場合、労働時間・休憩・休日の規制が適用除外となります(36協定の上限も対象外)。
ただし、以下は管理監督者でも適用除外されません:
深夜割増賃金
22:00-5:00の×0.25
支払い義務あり
年次有給休暇
年5日取得義務含む
付与義務あり
労働時間の把握
健康管理目的で
全員が対象
重要: 「管理監督者」は役職名ではなく実態で判断されます。以下の3要件をすべて満たす必要があります:
要件チェックポイント
1. 経営への関与採用・解雇・人事評価に関与できるか、部門の予算決定権があるか
2. 出退勤の自由始業・終業時刻が自己裁量か、遅刻で減給されていないか
3. 相応の処遇残業代なしでも一般社員より高い年収か、役職手当で十分に補填されているか
⚠ よくある誤解: 「課長」「マネージャー」「店長」等の肩書だけでは管理監督者に該当しません。3要件を実態で満たさない場合、時間外手当の不支給は「未払残業代」として法的リスクとなります。判断に迷われる場合は社会保険労務士への相談をお勧めします。
ZTT-Hでの管理監督者の取扱い
ZTT-Hでは従業員設定画面で「管理監督者」フラグを設定できます。
この設定はお客様ご自身の判断と責任で行ってください。ZTT-Hが管理監督者の該当性を判定することはありません。
設定36協定チェック残業代計算深夜割増有給管理労働時間記録
一般従業員(デフォルト)適用適用適用適用適用
管理監督者(手動設定)スキップスキップ適用適用適用
労基法 第32条
労働時間の原則
1日8時間・週40時間が法定労働時間の上限です。
ZTT-Hはカレンダーイベントの時間帯から労働時間を自動算出し、この上限を超えた分を時間外労働として自動分類します。
ZTT-Hの自動処理: 日別の実労働時間を集計 → 8h超過分を残業時間として記録 → 月間・年間で累計追跡
労基法 第36条
36協定(時間外労働の上限規制)
⚠ 重要
時間外労働には法的上限があります。違反した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金(労基法119条)の対象となります。
区分上限ZTT-H警告ライン備考
月間残業45時間36時間(80%)超で警告原則の上限
年間残業360時間288時間(80%)超で警告原則の上限
特別条項(月)100時間未満80時間超で強警告臨時的な特別事情がある場合
特別条項(年)720時間576時間(80%)超で警告臨時的な特別事情がある場合
特別条項の適用月数年6ヶ月まで5ヶ月目で警告月45h超が認められる月の上限
2〜6ヶ月平均80時間以内自動計算で常時監視どの2〜6ヶ月の平均も80h以内
ZTT-Hの自動処理: 月次処理時に全従業員の残業時間を自動集計 → 警告ラインに達した従業員をSlackで経営者/管理者に通知 → ダッシュボードに反映
労基法 第37条
割増賃金
×1.25
時間外労働
法定8h超過分
×1.50
深夜労働
22:00〜翌5:00
×1.35
休日労働
法定休日出勤
ZTT-Hの自動処理: 各イベントの時間帯を判定 → 22:00以降は深夜割増、就業カレンダーの休日は休日割増を自動適用 → 人件費タブで割増込みの人件費を表示
労基法 第38条の2
事業場外みなし労働時間制
外勤・出張で労働時間の算定が困難な場合、所定労働時間を労働したとみなす制度です。
ZTT-Hでは、カレンダー色がSage(出張)の日は自動的にみなし労働時間制を適用します。
労基法 第39条
有給休暇
勤続年数に応じて有給休暇が付与されます。年10日以上付与の従業員は、年5日以上の取得が義務(2019年4月施行)です。
違反した場合、従業員1人につき30万円以下の罰金(労基法120条)の対象となります。
勤続年数6ヶ月1.5年2.5年3.5年4.5年5.5年6.5年〜
付与日数10日11日12日14日16日18日20日
6ヶ月経過・0日取得
⚠ 警告
9ヶ月経過・3日未満
⚠ 警告
11ヶ月経過・5日未満
🔴 強警告
ZTT-Hの自動処理: 入社日から付与日数を自動計算 → #有休タグで取得を自動検知 → 残日数を常時追跡 → 年5日未取得の従業員をSlackで本人+管理者に通知
健保法・厚年法・雇用保険法・労災法
社会保険料
人件費計算の一環として、社会保険料(会社負担分)を自動算出します。標準報酬月額に基づく等級判定も自動化されます。
健康保険
標準報酬月額×料率
(会社50%負担)
厚生年金
標準報酬月額×18.3%
(会社50%負担)
雇用保険
賃金×0.95%
(会社負担分)
労災保険
賃金×業種別料率
(全額会社負担)
経営者・管理者が押さえるべき4つのポイント
1. 36協定の遵守
月45h・年360hの上限を超えないよう、ZTT-Hの警告通知に注意してください。超過は罰則の対象です。
2. 年5日の有休取得
年10日以上付与の全従業員が対象です。ZTT-Hが未取得者を自動検知・通知しますので、取得を促進してください。
3. 割増賃金の適正支払
残業1.25倍・深夜1.50倍・休日1.35倍はZTT-Hが自動計算します。人件費タブで毎月確認してください。
4. 管理監督者の設定は慎重に
「管理監督者」の設定は経営への関与・出退勤の自由・相応の処遇の3要件を実態で満たす場合のみ行ってください。肩書だけでの設定は未払残業代リスクにつながります。判断に迷われる場合は社会保険労務士にご相談ください。
ZTT-Hの対応範囲 — freee / MFクラウドとの役割分担
企業の労務コンプライアンスには、勤怠管理以外にも法定帳簿の作成、給与計算、社保手続き、届出など多くの義務があります。
ZTT-Hはこれらすべてをカバーするのではなく、freee人事労務 / MFクラウド給与と役割を分担して運用します。
ZTT-Hが担当する領域
勤怠データの自動収集
カレンダーから自動判定。打刻不要・従業員作業ゼロ。freee/MFにはないZero Touch方式
36協定・有給の自動監視
残業時間のリアルタイム累積追跡、80%到達時の早期警告、年5日有給未取得の自動検知
チャージコード別稼働・人件費按分
案件別の稼働時間・人件費を自動按分。freee/MFにはない経営分析機能
freee人事労務 / MFクラウド給与が担当する領域
給与計算・給与明細
ZTT-Hの勤怠データをもとに、手当・控除・調整を加えて確定支給額を算出
法定三帳簿(労働者名簿・賃金台帳・出勤簿)
従業員の個人情報管理、賃金台帳の自動生成・保存
社会保険の届出手続き
算定基礎届・月額変更届・資格取得届・喪失届等の届出書類生成
年末調整・入退社手続き
従業員のWeb入力→自動計算→源泉徴収票発行、社保の資格手続き
連携の流れ
Googleカレンダー
ZTT-H 自動判定
→ 勤怠データ連携 →
freee / MF
→ 給与計算・帳簿・届出
以下はfreee/MF・社労士にご相談ください:
労働条件通知書の作成、就業規則の作成・届出(10人以上)、36協定の届出手続き、健康診断の実施管理、育児休業・介護休業・産前産後休業の手続き。
ZTT-Hは勤怠データの正確な自動収集に特化し、法的帳簿の作成・届出手続き等は専門ソフト・専門家の領域としています。

ZTT-A 会計管理ガイド

契約ベースの確定突合で AR(入金)/ AP(支払)を自動消込。固定資産・税務・キャッシュフローまで一気通貫で自動化します。

書類取込み E2Eライフサイクル 取引先情報 契約登録 消込み 固定資産 税務 キャッシュフロー

書類の自動取込み — 初期設定

ZTT-A は Google DriveGmail の2つの経路で契約書・請求書を自動検知します。
どちらも初期設定が必要です。テナント設定の「ZTT-A 会計設定」タブから設定してください。
前提条件(書類自動検知を始める前に)
1.
Google連携(OAuth)が完了していること
マイページ → 外部連携 → Google連携を実施。これがDrive/Gmail双方へのアクセス権限になります。経理担当者など、請求書メールを受信する方は全員連携してください。
2.
会計システム(freee / MF)のOAuth連携が完了していること
口座明細の自動取得に必要です。テナント設定 → 外部連携 から設定します。
3.
検知フラグがONであること
テナント設定 → ZTT-A 会計設定 で「契約メール検知」「請求書メール検知」「Drive監視」の各フラグをONにします。フラグがOFFの場合、スキャンされません。
📁 Google Drive 監視
契約書・請求書PDFを保管するDriveフォルダを指定すると、新しいPDFが追加されるたびにAIが自動判定します。
複数フォルダ対応 — 部署別・取引先別など複数のフォルダを監視できます。
設定手順
1. テナント設定 → ZTT-A → 書類連携
2. 「+ フォルダを追加」でDrive URLを貼付
3. 保存 → 自動監視開始
✉️ Gmail メール検知
Google連携済みの従業員のGmailから、契約締結通知や請求書メールを自動検知します。
従業員ごとに独立スキャン — 全員のメールが監視対象になります。
自動検知されるメール
・freeeサイン / クラウドサインの締結完了通知
・取引先からの請求書メール(PDF添付)
・自社が送信した請求書メール(AR)
監視対象を途中で追加・変更するには

利用開始後でも、いつでも監視対象を追加・変更できます。

Driveフォルダを追加したい
テナント設定 → ZTT-A → 書類連携 → 「+ フォルダを追加」で新しいDrive URLを追加。保存した時点から新しいフォルダの監視が始まります。既存フォルダの監視はそのまま継続します。
新しい従業員のメールを監視に追加したい
メンバー管理から従業員を登録 → その方がマイページからGoogle連携を完了した時点で、自動的にメール監視対象に追加されます。管理者による追加操作は不要です。
過去のメール・ファイルも検知される?
はい。初回スキャン時に直近6ヶ月分のメールを遡って検索します。Driveフォルダも設定時点でフォルダ内の全PDFをスキャンします。2回目以降は前回スキャン以降の新着のみが対象です。
監視を停止したい
テナント設定 → ZTT-A の各検知フラグをOFFにすると、翌日の自動処理から停止されます。Driveフォルダは個別に削除も可能です。
共有メールアドレス(accounting@ 等)を監視するには

経理部門の共有メールアドレスなど、個人に紐づかないメールアドレスに届く請求書も自動検知できます。
そのメールアドレスのオーナー本人がマイページからGoogle連携を完了する必要があります。

Step 1
従業員として登録
管理者がメンバー管理から、共有メールのオーナーを従業員として登録します。
Step 2
Google連携
登録された方がマイページにログインし、Google連携を完了します。
Step 3
自動監視開始
テナント設定のメール一覧に「監視中」と表示されれば完了です。
補足: 共有メールのオーナーは通常の従業員と同じ扱いです。経費精算が不要な場合はZTT-Eの処理対象から除外できます(マイページの設定)。
1つのGoogleアカウントで複数のメールエイリアスを受信している場合、Google連携は1回で全エイリアスが監視対象になります。

E2E ライフサイクル

ZTT-A の処理は5つのフェーズで構成されます。各フェーズは自動実行され、ユーザー操作が必要なのは「契約登録」「承認対応」「未消込の確認」のみです。
Phase 1
契約登録
Phase 2
請求書検知
Phase 3
承認WF
Phase 4
入金/支払
Phase 5
消込み

ゼロから消込みまでの全体像

ZTT-A を新しく導入した場合、以下の4ステップでデータが蓄積され、消込みの精度が段階的に向上していきます。
1
初期設定
管理者操作
書類の取込み経路を設定
テナント設定 → ZTT-A 会計設定 から以下をONにします:
Drive監視 — 契約書PDFの保管フォルダを指定
メール検知 — 契約・請求書メールの自動スキャン
会計連携 — freee / MF のOAuth接続(口座明細の自動取得)
2
自動蓄積
操作不要
契約・請求書・銀行明細が自動で蓄積
毎日の自動処理で以下が蓄積されます:
メール/Driveから契約書を検知 → 取引先マスタを自動登録
請求書メールを検知 → 請求スケジュールに自動紐付け
銀行口座から明細を自動取得(会計設定タブで「銀行同期」をONにした場合のみ・既定はOFF)
3
情報充実
自動+確認
取引先情報を段階的に充実化
取引先マスタに以下の情報が自動で充填されます:
契約書・請求書から正式名称・カナ・住所・口座情報を抽出
Web検索で業種・代表者・法人番号を自動補完
AIがカナ読みを自動変換(管理者による確認を推奨)
→ この情報が消込みの名義照合精度を大幅に向上させます
4
消込み
自動+確認
3層マッチングで段階的に自動化
銀行明細と請求書を3段階で照合します:
自動消込 — 金額+名義+日付が高スコアで一致 → 即確定
候補提示 — スコア中程度 → ポータルに候補表示 → 確認で確定
学習 — 確定するたびに学習。同じパターンは次回から自動消込に昇格
初月は手動確認が多くても、消込みを確定するたびに学習データが蓄積されます。
3ヶ月後には大半が自動消込される設計です。取引先情報が充実するほど精度が上がります。

取引先情報の自動収集

消込み精度のカギは取引先情報の充実度です。銀行明細のカナ表記(振込人名)と取引先名を正確に照合するために、ZTT-A は複数の情報源から取引先情報を自動で収集・充実化します。
📄
書類から抽出 — 信頼度 高
契約書・請求書・名刺から正式名称・カナ・住所・口座情報を自動抽出。原本に基づくため最も信頼性が高い情報です。
🔍
Web検索で補完 — 信頼度 中
取引先の新規登録時に、公開情報(企業HP・法人番号DB等)からカナ・業種・所在地を自動補完します。
🤖
AIによるカナ推論 — 信頼度 低(確認推奨)
書類やWebで取得できなかったカナ読みをAIが推論で補完します。個人事業主名の読み推定に有用ですが、確認をお勧めします。
管理者確認 — 信頼度 最高(確定)
契約管理画面で管理者がカナ読みを確認・修正すると、確定情報として以後どの情報源でも上書きされなくなります。
情報は信頼度が高い方が優先されます。書類から正式なカナが取れた場合、AIの推論結果は自動で上書きされます。
管理者が確認した情報は最も優先され、他の情報源で上書きされることはありません。

Phase 1: 契約の登録経路

電子契約(MFサイン / クラウドサイン)

電子契約サービスで締結が完了すると、完了通知メールがGmailに届きます。

  1. ポータル「債務管理(AP)」→ [契約メール検知] をクリック
  2. Gmailからfreeeサイン / クラウドサインの完了通知を自動検索
  3. 添付PDFをAI-OCRで解析(取引先・金額・期間・AP/AR方向を自動判定)
  4. 契約ドキュメント + 請求スケジュールが自動登録

対応サービス: freeeサイン (ninja-sign.com)、クラウドサイン (cloudsign.jp)

紙契約(PDFスキャン / アップロード)

紙の契約書をスキャンしてPDFにした場合:

  1. ポータル「債務管理(AP)」→ [契約登録] → PDFアップロードエリアにドラッグ&ドロップ
  2. AI-OCRが契約書を解析し、フォームに自動入力
  3. 内容を確認・修正して [登録] をクリック
Google Drive 監視

契約書PDFをGoogle Driveの指定フォルダに保存している場合:

  1. ポータル「債務管理(AP)」→ [Driveスキャン] をクリック
  2. 指定フォルダ内の未処理PDFを一括検出
  3. 各PDFをAI解析 → 確認 → 一括登録
手動入力

PDFがない場合やメール通知がない場合:

  1. ポータル「債務管理(AP)」→ [契約登録] をクリック
  2. 取引先名・契約名・金額(税抜)を入力(必須3項目)
  3. 契約種別・期間・請求サイクル等を任意で設定
  4. [登録] で契約 + 請求スケジュールが自動生成

Phase 2: 請求書の検知と紐付け

メールからの自動検知

ポータル「債務管理(AP)」→ [請求書メール検知] で実行:

  1. Gmailから「請求書」「ご請求」「Invoice」等のキーワードでメールを検索
  2. 添付PDFまたはメール本文からAIが請求情報を抽出
  3. 3段階マッチング(取引先名+金額 → T番号 → 部分一致)で契約と自動紐付け
  4. マッチ成功: 請求書ステータス = 「突合済み」 → Phase 3 へ
  5. マッチ失敗: 「手動紐付け待ち」としてポータルに表示
PDF手動アップロード

ポータル「債務管理(AP)」→ [契約登録] → PDFアップロードで請求書PDFを投入。AIが請求情報を抽出し、既存契約と自動マッチングします。

ZTT-Eビリングからの自動生成(PuRuth内部)

ZTT-Eの月次処理でビリング計算が完了すると、AR請求書が自動生成されます。他社が利用する場合と同じフローです。

トレーサビリティ: スケジュールには契約時の元額(scheduledAmount)とビリング実績額(billedAmount)が別々に記録されます。差異がある場合はポータルの請求スケジュールで確認できます。

Phase 3: AP承認ワークフロー

AP(買掛金)は金額に応じた承認ルートが自動適用されます。AR(売掛金)は入金確認が事実ベースのため承認不要です。

< 10万円
オーナー確認のみ
10万〜50万円
+ 承認者
50万円以上
+ 代表承認

承認操作はSlack DMに届くボタンから行います。ポータルでの承認進捗確認も可能です。

Phase 4: 入金 / 支払の確認経路

方式AR(入金確認)AP(支払確認)
freee連携口座明細から入金を自動取得口座明細から支払を自動取得
手動入力ポータルから金額・振込人を入力ポータルから金額・支払先を入力
CSV銀行CSVをアップロード銀行CSVをアップロード
CC(従量課金)--CC明細をベンダー名で自動収集 → 月次集計

月次運用タイムライン

月初 1-3日
前月分の消込み実行: AR入金消込み + AP支払消込み。未消込の確認・手動対応。
月中 10-15日
当月の請求書検知: メール/PDFの請求書検知実行。AP承認ワークフローの確認。
月末 25-末
入金遅延チェック + 従量課金集計: 未入金のAR確認。Cursor/AWS等の従量課金CC明細集計。
随時
新規契約の登録(新規取引先)、手動入金/支払の登録、契約更新・終了。

消込みの仕組み

ZTT-A は銀行明細と請求書を5つの観点でスコアリングし、合計スコアに基づいて自動消込・候補提示・手動対応を判定します。取引先情報が充実するほど精度が向上します。
最大 4点
金額
金額の一致度: 完全一致(4点)・振込手数料差額(3点)・税込/税抜差異(2点)・近似額(1点)
最大 3点
名義
振込人名と取引先名の照合: カナ完全一致(3点)・漢字/英字マッチ(2点)・部分一致(1点)
最大 2点
日付
入金日と支払期日の近接度: 3日以内(2点)・5日以内(1点)
最大 3点
学習
過去の消込み実績: 同じ取引先・同パターンを過去に確定した回数に応じて加点
最大 2点
口座
振込元の口座情報: 取引先の登録済み口座からの振込かどうかを照合
第1層
スコアリング
5軸で自動採点
高スコア → 即確定
第2層
AI照合
スコア低の案件を
AIが意味的に分析
第3層
管理者確定
候補から選択して確定
→ 次回から自動学習
合計 14点満点。高スコアは自動消込、中スコアは候補として提示(ポータルで確認ボタンを押すだけ)、低スコアはAI分析 → それでも該当なしなら手動対応。
管理者が手動で確定するたびに学習データが蓄積され、同じパターンの取引は次回から自動消込に昇格します。

AR(入金消込)の流れ

Step 1
契約登録
取引先・金額・期間
Step 2
請求書発行
スケジュール自動生成
Step 3
入金検知
口座明細 or 手動入力
Step 4
3要素消込
契約×金額×日付

AP(支払消込)の流れ

Step 1
契約/請求書検知
メール or PDF
Step 2
承認ワークフロー
Slack承認
Step 3
支払実行
口座振込 or 手動
Step 4
3要素消込
契約×金額×日付

会計システム別の消込方式

会計システム口座明細取得消込方式対応状況
freee会計自動取得自動消込稼働中
マネーフォワード手動入力 / CSV(自動取得は今後対応予定)手動消込手動対応
弥生会計手動入力 / CSV手動消込手動対応
連携なし手動入力 / CSV手動消込手動対応
テナント設定の「会計システム」に応じて自動的に適切なReconciler(消込アダプター)が選択されます。会計システム未設定の場合は 手動消込 にフォールバックします。

消込み実行の手順

AR消込み(入金消込み)

ポータル → 債権管理(AR) → アクションセクション

  1. [入金消込み実行] ボタンをクリック
  2. 対象年月を入力(例: 2026-03)
  3. ドライラン / 本実行を選択
  4. システムが口座明細を取得し、3要素スコアリングで請求書と突合
  5. 結果が表示されます: 取得件数 / 入金検知数 / 消込成功数

freee連携テナントは口座明細が自動取得されます。その他の会計システムは事前にポータルから手動入力またはCSVアップロードが必要です。

AP消込み(支払消込み)

ポータル → 債務管理(AP) → アクションセクション

  1. [消込み実行] ボタンをクリック
  2. 対象年月を入力(例: 2026-03)
  3. ドライラン / 本実行を選択
  4. 入金側と同様に3要素スコアリングで突合
  5. 承認済みの買掛金と支払明細が自動消込されます
手動入金・支払の登録(freee以外の会計システム)

弥生会計・マネーフォワード等、口座明細の自動取得に未対応の会計システムの場合:

  1. ポータル → 債権管理(AR) または 債務管理(AP)
  2. [手動入金登録] または [CSVアップロード] を選択
  3. 日付・金額・振込人名(または支払先名)を入力
  4. 登録後、[消込み実行] で3要素突合が実行されます

CSVフォーマット: 日付,金額,入出金区分(income/expense),摘要

消込みのトラブルシューティング

消込みが0件になる
  • 原因1: 口座明細がまだ取得/登録されていない → freee連携テナントは連携状態を確認、その他は手動入力/CSVアップロードを実行
  • 原因2: 請求書が未登録 → 債権管理(AR)画面で請求スケジュールの状態を確認
  • 原因3: 3要素スコアが3点未満 → 金額の不一致(税込/税抜の違い等)や取引先名の表記ゆれを確認
金額不一致で消込できない

原因: 口座明細の金額と請求書の金額に 1円を超える差額があります。税込/税抜の設定ミス、振込手数料の差引、分割入金などが考えられます。

対処: 請求書の金額または契約の月額を修正してください。差額が恒常的な場合は、契約登録時に振込手数料の差引設定を行ってください。

同じ入金が二重に消込される

回答: 発生しません。ZTT-A は冪等性を保証しています。一度処理された口座明細は processed フラグで管理され、再実行しても二重処理は発生しません。

固定資産管理(A-4)

会社が1年以上使い続ける目的で購入した10万円以上のモノは「固定資産」として台帳管理し、耐用年数に応じて費用を分割計上(減価償却)します。ZTT-A は経費データから自動判定し、台帳登録から月次償却計算まで Zero Touch で処理します。

固定資産のライフサイクル
固定資産は「購入 → 毎月の費用化 → 処分」というライフサイクルをたどります。各ステップには会計上の専門用語があります。
STEP 1
キャピタライズ
Capitalize(資本化)
支出を「費用」ではなく「資産」としてB/S(貸借対照表)に計上すること。10万円以上のPC購入は、購入月の費用にせず固定資産台帳に登録します。
STEP 2(毎月自動)
デプリシエーション / アモタイゼーション
Depreciation / Amortization(減価償却 / 償却)
資産の取得原価を、耐用年数にわたって毎月少しずつ「費用」に振り替えていく処理。B/S上の資産価値が減り、P/L上に費用(減価償却費)が計上されます。
STEP 3
ディスポーザル
Disposal / Sale(除却 / 売却)
資産を廃棄(除却)または売却して台帳から除外。残存簿価は除却損として、売却時は売却額との差額が損益として計上されます。
有形固定資産と無形固定資産
固定資産は「目に見える物理的な資産」と「形のない資産」に分かれます。費用化の計算方法は同じですが、会計上の呼び方が異なります。
Tangible(有形固定資産)
物理的に触れる資産。PC、車、机、複合機など。
費用化の呼び方
Depreciation(減価償却)
Intangible(無形固定資産)
形のない資産。ソフトウェアライセンス、特許権、商標権など。
費用化の呼び方
Amortization(償却)
呼び方は異なりますが、計算方法は同じです(取得原価 ÷ 耐用年数 = 毎月の費用)。B/Sの表示区分が「有形固定資産」「無形固定資産」に分かれるだけで、ZTT-A は区分を自動判定します。
簿価Book Value
取得価額から減価償却の累計額を差し引いた「帳簿上の現在価値」。毎月の償却で少しずつ減っていきます。
備忘価額Memorandum Value
償却完了後も資産が台帳上に存在する記録として残す1円。実際にはまだ使っている資産を「忘れない」ための金額です。
耐用年数Useful Life
法令で品目ごとに定められた「その資産が使える期間」。PC=4年、車=6年など。この年数で取得価額を割って月額費用を算出します。
なぜキャピタライズが必要なのか?
NG: 購入月に全額費用計上
50万円のPCを1月に買うと、1月だけ利益が激減。2月以降はPCを使っているのに費用ゼロ。経営判断を誤る原因に。
OK: キャピタライズ → 月次デプリシエーション
50万円のPCを資産計上し、4年(48ヶ月)で毎月約10,417円を費用化。使う期間と費用が対応し、正しい利益が見える。
金額による自動分類(中小企業)
取得価額
分類
処理方法
10万円未満
消耗品費
購入月に全額費用計上(通常の経費と同じ)
10万〜20万円
一括償却資産
3年均等償却(月額 = 取得価額 / 36ヶ月)
20万〜30万円
少額減価償却資産
即時全額費用計上(中小企業特例・年間300万円上限)
30万円以上
通常の固定資産
定額法で耐用年数に応じて月次償却
根拠法令: 所得税法施行令第138条・139条、租税特別措置法第28条の2(中小企業者等の少額減価償却資産の特例)、法人税法施行令第133条・133条の2
品目別の法定耐用年数(主要品目)
区分 品目例 耐用年数 省令別表
電子計算機(PC)ノートPC、デスクトップPC4年別表第一 器具備品 11-(1)
サーバー物理サーバー、NAS5年別表第一 器具備品 11-(2)
ソフトウェア(自社利用)業務アプリ、ERPライセンス5年別表第三 無形固定資産
ソフトウェア(研究開発用)開発ツール、テスト環境3年別表第三 無形固定資産
事務机・椅子(金属製)オフィスデスク、ワークチェア15年別表第一 器具備品 1
事務机・椅子(木製)木製デスク、応接ソファ8年別表第一 器具備品 1
複合機・プリンターレーザープリンター、コピー機5年別表第一 器具備品 11-(2)
普通自動車社用車(排気量問わず)6年別表第一 車両運搬具
軽自動車営業用軽自動車4年別表第一 車両運搬具
エアコン業務用空調設備13年別表第一 建物附属設備
電気設備(照明等)LED照明、配電盤15年別表第一 建物附属設備
電話設備ビジネスフォン、PBX6年別表第一 器具備品 9
看板・ディスプレイデジタルサイネージ、看板3年別表第一 器具備品 4
出典: 「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(昭和40年大蔵省令第15号)別表第一〜第八。上記は中小企業で頻出する品目の抜粋です。特殊な資産については国税庁「耐用年数の適用等に関する取扱通達」も参照されます。
ZTT-A の固定資産 自動処理フロー
Step 1
自動判定
金額+品目で
候補フラグ付与
Step 2
台帳登録
取得情報を
固定資産台帳に記録
Step 3
償却方法決定
金額区分で
自動決定
毎月自動
月次償却計算
減価償却費を
自動計上
自動
仕訳生成
会計システムに
自動連携
減価償却の計算例

例: ノートPC 35万円(2026年4月取得)

取得価額
350,000円
耐用年数
4年(PC: 別表第一 器具備品 11-(1))
償却方法
定額法(30万円以上 → 通常償却)
月額償却費
(350,000 - 1) / 48ヶ月 = 7,291円/月

毎月の自動仕訳:

借方
減価償却費 7,291円
貸方
減価償却累計額 7,291円

48ヶ月後に簿価が備忘価額(1円)に到達し、償却完了。自動でステータスが「償却完了」に変わります。

財務諸表への反映
P/L(損益計算書)
「減価償却費」として販管費または売上原価に計上。チャージコードの第1階層で自動分類されます。
B/S(貸借対照表)
「有形固定資産」「無形固定資産」として簿価(取得価額 − 累計償却額)を表示。
C/F(キャッシュフロー計算書)
固定資産の取得は「投資活動によるCF」のマイナス。減価償却費はキャッシュ流出を伴わないため、間接法で営業CFに加算戻しされます。
よくある質問(固定資産)
Q: SaaSのサブスクリプション(月額課金)は固定資産ですか?
A: いいえ。月額課金は「費用」として毎月計上されます。ソフトウェアの「買切りライセンス」のみが固定資産の対象です。
Q: 中古で買ったPCの耐用年数は?
A: 中古資産は「(法定耐用年数 - 経過年数) + 経過年数 x 20%」で計算します。例: 2年経過のPC = (4-2) + 2x0.2 = 2.4年 → 2年。
Q: 少額減価償却特例の年間300万円上限を超えたら?
A: 超過分は通常の減価償却(耐用年数に応じた定額法)が自動適用されます。

税務(freee / MF が担当)

税額の計算・申告・帳簿管理は会計ソフト(freee / MF)と税理士が担当します。ZTT は税管理機能を独自に持ちません。

ZTT の役割
  • 正しいインプットを渡す — 税区分の自動判定、インボイス番号の収集・検証、源泉対象の検出はZTT-Eの経費判定パイプラインが担当
  • 確定税額をフィードバックで受け取る — freee/MF APIレスポンスの確定税額をATLに書き戻し、トレーサビリティを担保
  • 財務諸表に反映 — 税情報はfinancial_statementsの P/L・B/S に含まれ、ダッシュボードで確認可能
  • 支払スケジュール — 納税期限はAP・借入返済と同様にキャッシュフロー管理(A-7)で統合管理

キャッシュフロー計算(A-7)

「お金の流れ」を3つの活動に分類して可視化します。損益計算書(P/L)は「利益」を示しますが、利益があっても手元にキャッシュがなければ事業は回りません。C/Fは実際のキャッシュの増減を把握するための計算書です。

営業CF
本業の活動によるキャッシュの増減
+ 売上入金(AR)
- 経費支出
- 人件費
- 仕入支払(AP)
プラスなら本業でキャッシュを生んでいる
投資CF
設備投資によるキャッシュの増減
- 固定資産の取得
+ 固定資産の売却
マイナスは将来への投資を意味する
財務CF
資金調達・返済によるキャッシュの増減
+ 借入
- 借入返済
- 配当金支払
マイナスは返済が進んでいることを意味する
ZTT-A は「間接法」で営業CFを計算します
間接法は、P/Lの「税引前当期純利益」から出発し、キャッシュの動きを伴わない項目(減価償却費など)を加減算して営業CFを算出する方法です。
例: 減価償却費はP/Lでは費用ですが、実際のキャッシュは流出していないため、営業CFに加算戻しします。
CFの読み方のコツ
健全な成長企業のパターン
営業CF プラス + 投資CF マイナス + 財務CF マイナス
= 本業で稼いだキャッシュで投資し、借入も返済できている
積極投資フェーズ
営業CF プラス + 投資CF 大幅マイナス + 財務CF プラス
= 営業CFだけでは投資資金が足りず、借入で補っている。スタートアップに多いパターン。
注意が必要なパターン
営業CF マイナス + 財務CF プラス
= 本業でキャッシュを生めず、借入に依存。継続するとキャッシュが枯渇するリスク。
よくある質問(キャッシュフロー)
Q: 利益が出ているのに営業CFがマイナスなのはなぜ?
A: 売上は計上済みだが入金がまだ(売掛金の増加)、または仕入を先払いした場合に起こります。P/Lの利益とキャッシュの動きにはタイムラグがあります。
Q: 財務CFのデータはどこから取得しますか?
A: 現在は銀行口座連携(freee)から借入・返済の入出金を検知します。手動入力・CSVアップロードにも対応しています。
Q: フリーキャッシュフロー(FCF)は見れますか?
A: ZTT-WのZone 4ダッシュボードで FCF = 営業CF + 投資CF として自動計算・表示されます。FCFがプラスなら、自由に使えるキャッシュが生まれています。

ZTT-W 予実管理ガイド

ISO 21511準拠チャージコード体系で工数・コストを自動配賦。カレンダーに予定を入れるだけで案件別の予実管理が完了します。

ZTT-Wの前提: ZTT-W(予実管理)はZTT-H(勤怠管理)のアドオンモジュールです。ZTT-Hが自動収集した勤怠データに「どの案件の作業か」(チャージコード)の情報を付加し、案件別の稼働時間・人件費を自動按分します。ZTT-Hの契約が必要です。

2軸独立設計: 色 × チャージコード

カレンダーので「何をしたか(活動の性質)」を、チャージコードで「どの案件か」を判定。2つは独立した軸であり、色で案件を分ける必要はありません。

色 = 活動の性質(ZTT-H)
社内MTG / 社外訪問 / 会食 / 移動 / 休暇...
→ 勤怠ステータス・経費カテゴリを自動判定
チャージコード = どの案件か(ZTT-W)
ABC商事 / サンプル電機 / G&A...
→ 案件別の稼働時間・人件費を自動按分

リソースプラン → チャージコード自動割当

「例外だけ入力」の原則: リソースプランのプライマリPJTに自動帰属するため、入力はサブPJTだけ。

入力ゼロ
1PJTアサイン
全イベントがプライマリPJTに自動帰属
サブだけ記載
2PJTアサイン
サブPJTのイベントはパイプ区切りで案件名を記載
メイン以外記載
3PJT以上
最大配分PJTがプライマリ。それ以外をパイプ区切りで明示

チャージコード判定の優先順位

「どの案件の作業か」は以下の優先順で自動判定されます。P2以降は入力不要です。

優先度 方式 入力
P1 #案件タグ(説明欄) 手入力 #案件 ABC商事/営業
P1.5 [プレフィックス](タイトル) 手入力 [XYZ] 定例MTG
P2 法人DB自動マッチ 不要 ゲスト・タイトル・場所から自動
P3 自動推定 不要 前後のイベントから推定
P4 リソースプラン連携 不要 最大配分PJTに自動帰属
P5 色カテゴリデフォルト 不要 色に応じた既定チャージコード

チャージコード別稼働・人件費按分

ZTT-Wは各イベントのチャージコードに基づき、稼働時間と人件費を案件別に自動按分します。

自動で行われること
チャージコード別稼働時間の集計
人件費のチャージコード別按分
活動カテゴリ別レポート
予算消化率の追跡
重複イベントとチャージコードの関係: 同時刻に異なるチャージコードのイベントが存在する場合、法定労働時間(残業計算)は物理時間でマージされますが、チャージコード別の稼働配分は各イベントの時間をそれぞれのチャージコードに記録します。これは会計の「配賦」と同じ概念です。